Re:11colors

毎週木曜日更新(2023年5月現在)。模型、日常。面白いことあれば他の日も

紳士靴七話の「当日の話」

こんばんは。今週も11月23日(木)開催の文学フリマ東京に向けての準備を終えた、新作「紳士靴七話」のプレビューの時間が来ました。

 以前のプレビュー、3回分はこちらと

re-11colors.hatenablog.com

 

こちら。

re-11colors.hatenablog.com

 

そしてこちら

 

re-11colors.hatenablog.com

 

と言った具合なので読んでいただけるとうれしい。

さて、今日は当日の話をしようと思う。

 

 

売るものはこちらです。

今回、用意しているのは

 

・紳士靴九話

・紳士靴十一話

・紳士靴七話

 

の三作。それぞれをサラッと説明すると

 

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入門向け。最初の一冊にオススメの紳士靴九話。

右ページが絵、左ページが文ととてもわかり易い構成で、なおかつ見開きで一話が完結しているところだ。文章は短めで特に凝った話もしていなくとても読みやすい。

「電車やバスの待ち時間にサクッと一話読む」

なんていう読み方にもとても適している。

 

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絵がキレイで読み応えもある紳士靴十一話。

今回販売させていただくもので収録話数も、ボリュームも多いのが、この紳士靴十一話だ。この頃から絵に興味関心を抱くようになり靴をよりキレイに描くことを意識しだした。読み応えのある靴本を手にしてみたい方は間違いなくこの十一話だ。

 

 

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最新作。読みやすく、適度なボリューム感が特徴の七話。

最新作ということで、これは私も自信を持っておすすめできるものになっている。

絵の綺麗さもそうだが、ボリュームも程よく退屈にならないような分量を意識。そして何より特徴的なのは注文靴を中心に書いたこと、それと記憶の中の靴の話を書いたことだろう。

靴をオーダーしてみるとよく分かるが、デザインで悩み、素材で悩む。更に加えると「どこで頼むのかに悩む」。とにかく悩みが尽きないわけだが、一番最後のものはブランドのオーナーとのやりとりなど人との相性が関わってきたり「こういう人が作ってるなら良いか」と靴との距離が既製品より明らかに近くなる。

靴と私の距離感が最も近い本と言っても過言ではないだろう。

判型をB6からA5にしたので全体的に読みやすく、見やすくなっているのもポイント。

 

そしてそれぞれの販売数と価格は以下の通りになっている。

 

・紳士靴九話  10冊(500円)

・紳士靴十一話 20冊(600円)

・紳士靴七話  50冊(600円)

 

興味のある方は当日私のブース、二階のオ-11に来ていただいて手にとっていただけるととても嬉しい。

さて、今回は特に公開するものももうないのでネタが切れたと思ったのだが当日の目印として使うこれを公開して終わりにする。

 

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サークル名:紳士靴四話

ブース位置 : オ-11 (Fホール(2F))
カテゴリ : ノンフィクション|エッセイ・随筆

 

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当日までもうあと一週間。私は当日着る予定のグレージュのスーツを明日取りに行くのが非常に楽しみ。そして当日もとても楽しみ。

それでは11/23(木)皆様に会えるのを楽しみにしています。

 

 

 

「紳士靴七話」の絵の話

こんばんは。今週も11月23日(木)開催の文学フリマ東京に向けて準備が進んでいる新作「紳士靴七話」のプレビューの時間が来ました。

 今現在プレビューは2回行われているので気になる方は

 

こちらと

re-11colors.hatenablog.com

 

こちらを

re-11colors.hatenablog.com

 

見て欲しい。

さて今日もタイトルの通りの記事になるわけなので、絵の話。

そもそも私にとって絵はあくまでも文章を補強するためのものだった。

そう「だった」のだ。それが発行を重ねるに連れて絵を描くことに楽しみを見出したり、何か別のものを得られることを知ってからは能動的に描くようになってきている(それでも時間を特別にとったり、毎日描く習慣がないので下手になったりすることにはショックを受けるけど)。気持ちが変わると不思議なもので、今は絵も魅力の一つだと言えるようになってきている。先週公開したのは一足目のこの靴。

 

 

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今日公開するのは、残りの全部。

 

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BROSENT "Turner"

 

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delightful tool "Cap toe"

 

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RENDO "GB001"

 

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Tricker's "MARY JANE"

 

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EdwardGreen "Dover"

 

 

実は、RENDOの靴を書いた頃にペンで描くを読みながら勉強を進めていて、それがそれ以降の靴に如実に現れるようになった。

 

re-11colors.hatenablog.com

 

例えば今までステッチなどは点線で表していたが、そうするのをやめたり、線のかすれや、太さの強弱などを意識するようになっている。

そういった絵の変遷も楽しんでもらえると嬉しい。

それでは今日は最後に実物の写真を掲載して終えることにしよう。

そう、ようやく完成したのである。

 

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書 名:紳士靴七話

サイズ:A5

ページ:38ページ

価 格:600円

 サークル名:紳士靴四話

ブース位置 : オ-11 (Fホール(2F))
カテゴリ : ノンフィクション|エッセイ・随筆

 

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当日まであと2週間。ぜひ訪ねてきてくれると私は嬉しい。
それではまた来週。

「紳士靴七話」の目次の話

こんばんは。今週も11月23日(木)開催の文学フリマ東京に向けて準備が進んでいる新作「紳士靴七話」のプレビューの時間が来ました。

前回のプレビューはこちらを見ていただくとして今日はタイトルの通りで目次の話をしたい。

といっても、これは百聞は一見にしかずというような属性のものなので早速公開することにする。

 

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一応、テキストでも目次の詳細を書いておこう。

 

目次

はじめに

1.脱ぎ履きと靴 荒井弘史靴研究所 "Orangutan"

2.華のある靴 BROSENT "Turner"

3.絵と靴

4.洋梨と生活と靴 delightful tool "Cap toe"

5.作る人と靴 RENDO "GB001"

6.女性と靴 Tricker's "MARY JANE"

7.本格派の靴 EdwardGreen "Dover"

おわりに

 

今回の特徴としては注文靴の割合が多く、それがそのまま持ち味になっていると思う。

どれも日本のメーカーのものでオーダーをしたときの話なども交えて書いたものもあったり、デザインの特徴を挙げているのでその文章と絵が混ざったときに魅力的なページに仕上がっていると感じている。なので手にとって読んでもらって「こんな世界があるのか」と思ってもらえると非常に嬉しい。気になるタイトルがあるようならそれを読むことを楽しみにしてもらえると喜びはさらに上乗せされる。

それでは最後に今日は今作のトップを飾る、一話目に載る靴の絵を公開して終わることにしよう。

この靴は一般的には「モンキーブーツ」と呼ばれるデザインの靴だが現代のスニーカーに非常に似通ったものを持っている。カジュアル履きのデザインではあるが「手吊り込み」という手間のかかるドレスシューズの作法を使って作られているので非常に立体的で存在感のある靴になっていて、なによりキレイに作られているのが面白い。

素材の選択次第で注文主の思いが乗るのは注文靴の楽しいところだろう。

 

それでは、また来週。

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書 名:紳士靴七話

サイズ:A5

ページ:38ページ

価 格:600円

 

サークル名:紳士靴四話

ブース位置 : オ-11 (Fホール(2F))
カテゴリ : ノンフィクション|エッセイ・随筆

 

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