Re:11colors

だいたい木曜更新です。革靴、洋服、プラモデルなどものに触れて感じたことを書きます。文学フリマ東京に大体います。 お仕事お問い合わせは 4mens.shoes@gmail.com よろしくおねがいします。

文学フリマ東京のラインナップは

こんにちは。

今日はいよいよ11月24日に迫った文学フリマ東京へ向けて用意した新作の話をします。

 

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まずは「生活と革靴 掌(しょう)」300円

 

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これは4足の靴の話が書いてある本で、イラスト付きでそれぞれの靴のことを話しています。革靴を日常的に履いている私の話でもあるかなと思っていて、本来こういうページ数の少ない本を年に一回くらい気ままに出せればなと思っていたこともあり、そういう意味では非常に収まりの良い作品に仕上がっています。

革靴の本はもう10冊くらい出している気がしますが、その最新作ということになります。今後はこの形態で2、3とシリーズものになれば良いかなと考えています。なにせ、私のサークルは続きを楽しみにしている方によって支えられているのですから。

 

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続いては全くの新分野の本、「発見と模型」300円 です。とにかく昨年の夏くらいから模型をたくさん作ってますが、作れば作るほど新たなことに気づきます。それはそれぞれの模型自体の評価につなげることも可能ですが、今回は模型を組み立てる過程にフォーカスすることにしました。例えば、切って貼ることや、色を塗ること。パーツを無くしてしまうこと(!)などです。

 

今の私がまさにそうで困っているのですが、ついつい模型そのものへの関心へと心が向いてしまい仕上がりがどうだとかクオリティがどうだとかそういう話になってしまいがちなので、そうならない為の制御装置として過程一つ一つにアンカーを打って文章にしました。

なので、オススメの模型の話とかは非常に少なく、「パーツを切ったときにこうだった」「部屋に模型を置いたらこんな気持ちがした」なんて話を書いています。こちらはイラストはなく文章のみ。

手に入れられた方は是非出版社に声を届けてもらえると嬉しいです。

 

今回はこちらの2作を新作として用意させていただきました。24日、天気が悪そうなのですが、是非ともお越しください。私のブースはノ-31です。

 

それでは24日にお会いしましょう

 

プラモの相性 楽プラのジムニー

 

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これはなんて言えばいいですかね。

このサイズ感で組み立てられるという観点からのジムニーの形の良さや、そのものが持ってる属性を深く感じざるを得ないというか。

 

ジムニーは思ったより小さかったり大きかったりする車だなといつも思います。それは秘めているパワーの割に小さいとか、軽自動車の割に大きいとかそういう話です。それで、アオシマの楽プラを作ると、大きいんですよね。思ったより大きい。

 

ただ、その大きさがG-SHOCK的なお手軽なタフさとバッチリ合ってて、カッコいいなって話です。お手軽なタフさって都市におけるGO OUT的なヘビーデューティであり、地方ではフツーに乗られているみたいなそういう感じです。

 

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なので部屋に置いてると、ホントなんて言ったら良いんですかね。一味違う良いものが置いてある感じがするんですよ。山小屋とかに置いてあったらもっと良いでしょうね。ペンションとか、そういうところに。

 

それと作ってて感心したというか「あー俺はバカだったなー」って感じたのは、ハスラーのときにホイルシールを結構貼らなかったんです。

 

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でも今回はなんか、貼った方が面白いんじゃないかってことで、ライト周りなんかを貼ったらこれもまた良い。簡易的なキラキラほど作る人を喜ばせるものは無いなとすら思いました。

フロントグリル周辺は丸いシールをポツポツ貼るだけで、全然変わる。塗っても良いんだけど、このホイルシールとプラのテクスチャのギャップが織りなすコントラストによって「なんだか違う素材のものが付いてるらしい」と目が感じることにどれだけ迫れるのかって思うとこれがまた面白い。面白いなとホントに思います。手を掛けてあげたという思いと、シールを貼っただけという気軽さはどちらも結果的に目を騙してプラモを豊かな置物に変えるのだから。

 

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また、ジムニー自体がアオシマの楽プラのコンセプトと相性が良いですよね。ブロックを積み上げたような見た目でパーツのシンプルな色分けで「らしく」見せてきますし、重厚感を増してきます。

 

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タミヤの1/48ミリタリーミニチュアのダイキャストシャーシってホントに昨日までピンとこなかったんですけど、これを作るとタミヤの人は戦車のプラモにその重さを見て、ダイキャストシャーシを搭載したのかと感心します。

ジムニーを重くしたいと、俺は昨日思いました。

  

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私の欲しい物リスト

 

今週の物販

 

 

 

 

 カラバリが今後増えるみたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘビーデューティー ガマゴート

模型の本当に面白いところは、多分、箱を開けて完成するまでの間に起きる「何か」だろうなって思うことがある。

 

作るぞーと意気込んで、パーツを切って貼って色を塗ったり塗らなかったりして出来上がる間に起きる、何か。気持ちの動きとか、形に対して感覚が鋭敏になる感じとか。ミリタリーミニチュアではそうやってマシンに意識が向かったスキを突くように兵士がボカンっと現れる。

 

そうして、その2つが混ざりあったものを見て「よし、できた」と思うのだけど、何が「よし、できた」なのだろう。知りたいことが知れればそうなのかな。と思うときもあるが、色をバッチリ塗ってハマった仕上がりのものを見るとそれ以外の気持ちがあることもわかる。

 

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ガマゴートを作ったから、ガマゴートのことを書こうって思ったのだけど少しふわっとした話になった。ガマゴートは、特異な見た目が魅力の素敵な車。前と後ろに分かれているのも面白い。

タフそうな見た目は戦車にも引けを取らない気がするし、履帯作りや砲塔などの楽しいけど面倒な作業をすっ飛ばしながら、こういう力強い塊が作れることは素晴らしいと思う。

 

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ただ、今、目の前にあるガマゴートの何を見ているかって言えば、それは運転手を見ている。腕まくりをし、腕を縁にかけた男性を。俺が確かに手をかけたのはガマゴートなのに、それよりも遥かに工程の少ない「人」がそれを支配し、「ああ、このおっさん良いな」って乗っ取る。では、このおっさんが本当に良いのかと思えば実はそんなことは無かったりもする。「おっさんがこの力強い車を運転しているから良い」という話だ。

 

軍用車両は好きで(というか戦車があまり得意で無いのかもしれない)、タミヤのミリタリーミニチュアというと軍用車両に手を付けることが多いのだけど、アメリカのものは戦車も含めて作っていると「ああ、アメリカのものを作っているな」とよく分かる。

 

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無骨で、単純で、大雑把なライト周りの補強が、その荒削りな見た目の割にこういったミニチュアになると、途端に精密な作業になり、パーツも増え、工数がぐっと増えるのはこの国のものの面白さだと思う。そうして、台風の日に窓を補強するような感覚を覚えながらマシンの所々が強くなっていく。

 

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見た目が特異なものが多く、よく考えてみればJeepもなかなかな特異さが有ると思うが、作っていて「俺は何を作っているんだろうなー」と感じることも多い。だって、そのものを見たり、それに思いを馳せたりするよりも前に模型を買っているのだもの。

ガマゴートは、買うまでは「この形面白いな」と思ったが作っている途中に「これはダサいかもしれない」と思い、完成させたら「面白いな」と感じたキットだ。

 

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こうやって作っているときに心が揺れるキットは、その都度都度で見方が変わっているということで、それは「俺は今かっこいいものを作っているぜ!」と一直線に進む感じとは違ってスイッチバックをしながら山を登っていくような、そういう楽しさが有ると思う。

 

ヘビーデューティな魅力」。

 

初めて解説書をちゃんと読んだキットになりました。

 

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