Re:11colors

だいたい木曜更新です。革靴、洋服、プラモデルなどものに触れて感じたことを書きます。文学フリマ東京に大体います。 お仕事お問い合わせは 4mens.shoes@gmail.com よろしくおねがいします。

何のための模型

「なんか転換期来てるのでは」と思うようなことがあった。ドイツ軍の野戦炊事セットの話。マジでこの記事には頭をガツンとやられて、オンリーワン戦略に近いものを取り続ける自分としては少し悔しかった(そしてニコニコしながら野戦炊事セットを買った)。 …

タミヤの叡智の鉄格子 冬のフィーゼラーFi156Cシュトルヒ

プラモをカッコよく作るセンスってのが仮にあるとしたらそれは「位置を決められる」ってことだと思ってる。例えばタイヤが四つ地面につくとか翼が正面から見たときに線対称なのかとかね。他にもそういう「位置」がいろいろあって、反対にこれが決まらないと…

野戦伝令の情景は

こんな小さなバイクですら「バイク作ってるな」と思う。 今年の夏ころに自転車を作ったが、その違いは明確だ。エンジンがあるかないか。 この差は作っているときのエモーショナルな部分に随分と作用するようだ。 作っているときはもう10年以上前にBSで見たモ…

夕焼けと蜃気楼

キャノピーを塗るのが好きだ。 本当はダメなこと。する意味なんて何もない。ただ、そのいたずらは容易い上に、仕上がりは魅力的だ。子供の頃、いろんな色のクリアカラーのBB弾を拾って集めたから?理由なんていくらでもあげて、記憶を刺激して納得させてやれ…

Hot wheels modrod

Hot wheelsのオリジナルカー(架空の車)が欲しくなるときは疲れているときだと、勝手に思ってるが疲れてなくてもバリバリかっこよさを感じたのがmodrod。 Hot wheelsは俺にはわからん伝統的な文法に則りデザインされ、形になっているなと常々思う。 こうい…

模型を始めるのに悪くない日

模型には「コントロールできる」という側面があって、これはストレスの原因である「コントロールできない」の逆のことだ。 私は今、模型をずっと作っているが前向きにこれを作りたい!と思うときもあれば、何か上手くいかないことがあったときに模型を作るこ…

文学フリマ東京のラインナップは

こんにちは。 今日はいよいよ11月24日に迫った文学フリマ東京へ向けて用意した新作の話をします。 まずは「生活と革靴 掌(しょう)」300円 これは4足の靴の話が書いてある本で、イラスト付きでそれぞれの靴のことを話しています。革靴を日常的に履いている…

プラモの相性 楽プラのジムニー

これはなんて言えばいいですかね。 このサイズ感で組み立てられるという観点からのジムニーの形の良さや、そのものが持ってる属性を深く感じざるを得ないというか。 ジムニーは思ったより小さかったり大きかったりする車だなといつも思います。それは秘めて…

ヘビーデューティー ガマゴート

模型の本当に面白いところは、多分、箱を開けて完成するまでの間に起きる「何か」だろうなって思うことがある。 作るぞーと意気込んで、パーツを切って貼って色を塗ったり塗らなかったりして出来上がる間に起きる、何か。気持ちの動きとか、形に対して感覚が…

Hot Wheels DODGE D100

ミニカーはおそらく、最も気軽に部屋に置けるミニチュアで、展開の幅は驚くほど広いので、「ミニカーでも飾るか」と思うとひとたび好きなものが見つかるという奇跡のアイテムです。 模型と違うところは作る過程が無いところで、それは少し寂しいですがキット…

ティリーの楽しみ

なんとなく1/48のティリーというトラックを作ってみたのだけど、それは私が思っているよりも楽しい出来事が詰まっていた。 まず、この手のピックアップトラックというのが単純に食わず嫌いだったが、いざ作ってみると面白い。大体の模型はそれだけで完結する…

ティレルの休日

F1ドライバーの方が台風の日に模型を作っていた。 私はF1を見ないので、誰だかは分からなかったが、ただ彼がF1を作るということはとても眩しかった。今こうして、文章を書いてて思ったが、タミヤのマツダロードスターNDの模型を実写のデザイナーの方が持って…

プラモを塗る生活

色を塗ることを覚えると間違いなくプラモの世界は広がる。広がるというか、プラモという身体から手がにゅっと伸びて、プラモじゃないものを掴みだすようになる。 かたや、色を塗ることにこだわりすぎるとその世界はじんわりと閉じていく(と思う)。あれをこ…

CHOCO PIE MODEL CITROEN11CV

「冷蔵庫の卵を補充するように」と洋服について例えたブログが有った。 そのブログはもう消えてしまったが、それにしてもうまいことをいうもんだと当時感心した私はその世界観にみるみるハマっていったが、そういう卵のようなものは洋服以外にもあっていい。…

Sure Shot Green

突然だが、誕生日にネクタイをもらった。 一番好きな緑色のイタリアのネクタイ。何をお返ししたら良いのかがわからなく、だからこそ送り主の心遣いの深さに頭が下がる。できることはこうして浮かび上がってきた心の内側をどう表現するかで、それに敏感になる…

切って貼りたい日

切って貼りたい日ってのがあってそれがどんな日かはわからないけど、そういう日がある。 どうにも何かを作りたいという日。 というとカッコいいが、興味のままに金を使いたいだけなのかもしれないし、支配的に模型を作りたいだけかもしれない。「なんでも良…

Weekend Elegant Duo タミヤ 1/48 シトロエン11cv

接着剤さえ使えれば。色さえ塗れれば。 本当にたったそれだけ。それだけの壁。厚く、高く、脆い。触れば崩れる。 私はこの車を3個作ったが、本当にそう思う。 貼れればこんなに良いものができる。小さく、雰囲気がある。 部屋に転がしておく上で、この2つは…

タミヤのミリタリーミニチュアで広がりゆく地平

久しぶりにタミヤのミリタリーミニチュアを箱から出して飾ったが、よく出来た車や飛行機と肩を並べるほどの良さがあることに改めて驚いた。 私は人形を塗るスキルが全くないのと、部屋に置くならピカピカなものというワガママのせいで、ミリタリーミニチュア…

Stripe Modeling No.1 (Lightning F.6)

痕跡という言葉を、どれだけ意識したことがあるだろうか。 ジーンズの色落ちは「味」と言われるが、あれは正確に言えばその人がそれをどのように扱ったのかの痕跡だ。そう思うとビンテージライクにするために洗わないなんてのが途端にバカバカしくなる。 帰…

上達のときは  ハセガワ 1/72 アメリカ海軍 F9F-2 パンサー

俺たちはいつプラモを作るのが上手くなるのだろうか。「できた」と思っても自分より上手いやつを見れば「できてないな」と思うのだろうか。 これは日常に想いを巡らすとわかるのだけど、アイロンがけやボタンつけ、料理などは大体気づいたら上手くなってる。…

2019.09.21 Rugby World Cup France✕Argentine

初めて見に行ったラグビーは男たちが規律正しく動き続けるスポーツでした。 15:00頃について練習の様子を見る。 めっちゃ機敏に動くのと、自信に溢れる姿がカッコいい。 国歌斉唱。入場は和太鼓の演出がめちゃくちゃカッコいい。 戦いを演出するという点では…

誕生日

今日、9月26日は私の誕生日です。 32歳になりましたが、この年になって模型・ミニカーにハマるという新鮮な体験をしています。ただ、それに関しては「今ハマってよかったな」と常々思います。 大人になって模型を作ることで獲得する感情は、非常に新鮮で興味…

好きに仕上げる フーガ マジステール

フーガ マジステールって思わず口にしたくなりますよね。「マジステール」がいけない気がします。が、フランスのジェット機ということで模型という観点からすると珍しい、希少な存在。普通にダラーっと見てるとアメリカのジェット機ばかりにぶち当たるもんね…

CITROEN CENTENARY GATHERING 2019.09.20

模型を通じて、車に急激に興味を持ったのが半年くらい前。 その後フランス車の魅力を教えてもらい、そのままハマった。 独特の造形が美しく、私は独特の造形のものが好きだ。CITROENはその中でも独特さの幅が広い気がする。模型を作り、ミニカーを買い、ムッ…

モノクローム・ペイント

模型を作るときは、どんな世界に俺らは入るのだろうか。 超音速でぶっ飛ぶジェット機、うるさいエンジン音を鳴らしまくる車。 駆動音がうるさい戦車。まぁ、何でも良い。本物そっくりに作ってその時代に没入してもいいし、でっちあげたその世界を誇らしく語…

ミニカーが楽しいとき

ミニカーで遊ぶことを31歳にして覚えた。 飾る、転がす。転がす。緻密なディテールが美しいミニカーも好きだが、一方で突飛なアレンジがされたミニカーも好きになってしまった。 ミニカーが楽しいときは、模型のブログが書き終わり、自身の満足が行く限りに…

色の願い シトロエン11CV

秋の文フリ東京に出す予定の模型文芸誌にも、もっとぼんやりと似たようなことを書いたのだけど、この話を詳細にするのにちょうど良い機会だと思うので書くことにしよう。 「ジェット機は車輪が黒いと飛行機っぽくなる」という人が、クルマの座席を水色に塗っ…

あるだけで SHOW TIME

デカイ飛行機が面白い。 もし飛行機に人格があったら、怒られるくらいに「飛行機がデカイ」という事実がめちゃくちゃ面白い。なんでかはわからない。 ただ、そこにそれがあるだけで面白く、眺めていて気分も良い。最高なことだと思う。 今、ミニカーにハマっ…

部屋に突然現れる怪鳥。ハセガワ ファントム 1/48

基本的に大きな模型って作らないんですよね。置き場所の確保が大変だから。でも1/72というスケールの飛行機作ってたら、そうじゃなくなったんですよ。なんででしょう。大きい飛行機、カッコいいなーって。 というわけで好奇心に身を任せて次に大きなサイズの…

納得する飛行機 Arma Hobby Hurricane 1/72

合わないと思ったら、合う。しかも驚きの手法で。 中に入れた部品のせいで、翼の上と下がどうやっても合わない。 海外のメーカーのものでたまにあることだ。内部機関が干渉して合わない。車なら、エンジンとかね。そして例によって中のそれを外すと合う。た…