僕は120点が欲しい。
鮫の革の靴を買ったわけだが、これに関して…というかあんまり数多く買うと部屋を埋め尽くしてしまうようなものは、なるべく「これは恐らく自分が一番似合う」というものを買うようにしている。
例えば靴に関して言えば本当はJ.Mウエストンのローファーも欲しかったりするんだけど、恐らくあれって誰でもそれなりに似合うんじゃないかなとか思ったり。みんな80点みたいな。
誰でも――。ってことは自分を含めた多くの人が似合うってことでそれなら
「自分はいいかな」
なんて、特に服以外の衣料(でいいのか?)は思うようにしている。
服で色々学んだし。
欲しいものって無限にあってそのせいでものが増えていくんだけど、新しいものを買うと当然今までのものの出番が減っていって、そうなってくると出番の無いものがなんかしょんぼりしているように見えて、でも自分の中ではそれの旬が過ぎてたりして無理に着ても何か今イチ…となってしまうと自分も物も幸せじゃないんだよなぁ(そして一周するまで持ち続けられるほどに部屋が広くないことを悔やんだりもする)。
結構行けるじゃんこれ!
ってのも一瞬だけだったりするから何とも。前に知人が
「『タンスの中は全部一張羅』を目指したい」
って言ってたのを思い出す。
少なくとも、今回のこの靴に関しては「自分が一番似合うに違いない」と思って買えたので良しとする。