本当にそうかどうか己に問う。
と歌ったのはRHYMESTERのMummy.Dであるがこれは割といろいろなことに通じることである。この歌詞は前に「今やもう、歌ってる場合じゃないんだ」とつくのだが、まぁその辺はさておきタイトルの話。
twitterで声も高らかに「11月は靴を買わない」と叫んだのだが靴を買ってしまった。
というか買うことにしたのだ。
この靴の詳細はいずれ触れることになると思うが、ブランド名だけ明かさせて頂くと
TANINO CRISCI
という名前である。
靴…というのは狂ったように買い集めてわかったことがあってとても怨念が強い物だ。作り手の執念を感じるというか。なのでいざ処分しようと思うと結構はばかられる物でもある。ここで気づいたのが
「本当に欲しいものを買わないとこれはマズい」
ということだ。
何となく物欲で買ったり、気になる物を雑食的に買ったりしてしまうとすぐさま下駄箱は満員になりそのまま外に靴がはみ出ることになる。それを良しとする度量があれば良いが僕には履かないで眠っている靴を眺めているほどのそれはない。
それはチャーチの靴について朗々と語ったのであるが正にその情熱があるならばそれを或いはそれを超える靴を買わないとマズいことになるという話である。
「チャーチが買えないからチャーチ風の、タニノが買えないからタニノ風の」ではダメなのであって「あ、これでも使えるしいいか!」じゃダメなのである。