Re:11colors

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短歌を詠む人を思う

最近、それ用のtwitterアカウントを作り詠み始めているのが短歌なのだが面白い。

HIPHOPに日常的に触れ続けて最早10年経つが、私がそれをプレイするのはいささか気が引けるので何か……と思ってたらあったのが短歌だ。

友人がかなり前からそれを嗜んでいることも知っていたし「向いてそう」と言ってくれたようなそうでないような記憶も手伝って始めた。

 

誰も見ていないのと、最初はガンガンやった方が良いと思っているのもありバシバシ詠み続けるわけだが文字数制限の裏にある広がりが非常に面白く、面白いというのは適度な難易度がもたらすものなのだなと感じ入る日々だ。

 

例えば5にするために助詞を一文字補って4+1にで5の形を取るとなんだか古い感じになるなぁとか(「手作りの」の「の」がそれに当たる)、比喩を他所の世界から上手く引っ張ってくるとか、あるいは声に出した時の溜め感が気持ちいいのだなとかそういうことに頭をひねり、自分の言葉の世界が時に広かったり、逆に狭かったりという認識を覚えるのが心地よい。

 

また、良い句ができたなと思う時は様々だ。声に出したときのリズム感をコントロールできたとき、或いは上手い例えで世界観に立体感を与えることができたとき。あるいは情景が浮かぶようなものが生まれたとき(これは加えてリズム感を上手くつけてあげられると非常に満足できる)……。と。

 

今までとは違う形で頭を使い、その制限の海を泳ぐという行為は非常に新鮮で、どうなるかわからず、一瞬のひらめきとその瞬間に記さないと忘れてしまうという鮮度を含んだものなのでとても「わたしのいま」を感じることができる。