今回はいつになくスピードが遅く、若干焦っている。
前回使った印刷所の納期カレンダーを見ると余裕を持った進行で行く場合は残りひと月を切っている。
今回は紳士靴十話と題して10個の文章を一冊の本にしたいと思っていて、靴の絵は今の所6つできている。あと一つ絵を追加して完了にしたいところだけど昨晩探していた靴を偶然見つけてしまったのでそちらも加えようとするとさらにもう一点追加することになる。頑張ろう。
現在進行しているものは前作のフレーバーを生かしながら作っていて本としてのボリュームを意識したものになっている。前々作は非常にライトなものを作ったのだけど「短いのでは?」なんて話もあったし短く作っていたのは確かだし、スパッと切る形をよしとするスタイルだったんだけど。
前作の感じの方がより「本らしい」と思っているのでそれを踏襲する形でいきたい。
また、前回は絵の無いページであったり「画面の向こうの靴」といった実際に手にしたことの無い靴、ではあるものの見た瞬間に「あ。これ」と思った自分の生活の周りにある靴について書いたけどこれも面白く書けたので追加していきたいなと思っている。
表紙は今回は、迷うことなく素直なデザインで行く。ここで喜ばしいことは「やりたいこと」が素直なデザインであるということ。これは「そうしても良いかもしれない」と自ら思える絵が出来上がったことが大きい。
いよいよ2ヶ月を切り開催日が差し迫っている気がしてそわそわしてきた文学フリマ東京だけど、とりあえず完成まで頑張り続ける次第です。