Re:11colors

毎週木曜日更新です。

文フリでの完売と俺

文フリ東京が近づいてるなーとカレンダーを見て思います。

あと来週に一回ブログを更新すると次の更新日は文フリ後。早い。

 

文フリでの私の目標は「完売」だったりします。気合を入れて売りに売って売りまくるとかではなく、適正部数を印刷所に作ってもらってそれで売り切る。ということで完売です。もちろんそんなことは無いけど午前中に売り切れましたとかは少し違う。15時〜16時頃に売り切れることをベストとしています。

 

完売の目標って良いなって個人的に思っているのは難易度設定が楽なところです。

5部刷って、5部売れても完売だし。難しくしようと思えば部数を増やせば良いだけ。

で、当日はそれに向かって頑張る。前回と前々回は部数を増やしたんだけど、結構大変だった。1日中喋ってるし立ってるし休憩無いしご飯も食べられない。今回はややゆったりとしたいから、そしてジャンルを移動したから部数を減らしました。影響がわからないので。

 

知人から見ると「私がそこにいて、接客をして売るから良い」そうです。

この言葉は本当に嬉しくてよく覚えています。前に書いた気がするけど、本もブースも私も一体となった何かになっていれば良いなと思っています。

 

寄藤文平さんって好きなイラストレーターの方がいるんですけど「絵と言葉の一研究 『わかりやすい』デザインを考える 」って本に絵と言葉が一緒になると別の何かになるみたいなニュアンスの文章があって、それが頭の中にずっと残ってて、そう思うわけなのです。本は確かに本だけど、そこにいつも敷いてるチェックの布や靴の絵のブースの看板とか靴とかそういうのが並ぶと見え方が違ってくるとかそういうことなんだろうなと。

もっと具体的に言うとチェックの布は水平垂直が取りやすいからキチッと綺麗に置くにはぴったりで、そう並ぶと真面目そうに見えるし靴の絵の看板は実際に新刊に使われているものなので私のブースにはどういった絵が描かれたものが売られているのかがわかると思います。

加えて靴も置きますが「その靴が絵になっていること」を端的に示すこともできますし、靴を置くサークルもなかなか無いのでユニークさも出るので良いアイデアだなといつも思います。そこに私が何らかの形でポジティブな介入ができると良いなと感じていたので知人の言葉は嬉しかったというわけですね。

 

接客をするのかどうかって話もあるんですけど、その辺は半年前のことなのであまり覚えていないですが、割としているような気がします。「立ってますよね」と文フリでだけ会う人に言われたりもしますし(これは座る→立つの流れがお越しいただいた人をびっくりさせる可能性を消したいってのもあります)。

「どうぞ、ご覧ください」とかそういった類のものから本の説明をしたりとか。その辺は割と相手を見ながらになります。原画も持っていくので必要ならば出します。まさに対面販売ということになります。

ジッと本を手にとって読んでくれている人などは話しかけないほうが良いだろうなとか、逆にどれにしようか悩んでたらそれぞれの本の特性がありますので「これは読みやすい」「これは文と絵が混じり合っていてレイアウト的にはとても凝っているので、よくできた本が欲しいならこれですね」とかそういう話をします。

 

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例を出すとこの「紳士靴九話」は反応が良いと明確に感じます。レイアウトも文章量も絞り切りながらの充実感。「入門用」ってフレーバーがあるというか。表紙もなんかそんな感じ。

 

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反対に十八話は少しディープな内容。表紙も中のレイアウトも私の好み全開で作っているので楽しい本ではありますが受け入れられやすさという点では九話には劣ります。九話がさっぱりしすぎていると感じる場合は断然こっち。

 

この辺は前回気づいたことなので今回活かされると思います。自分が作ったものを複数販売するとなるとどうしてもお互いの特性とか持っている役割が見えてきてしまうようです。これもそれぞれが混ざると別の何かになる現象ですかね。

「完売」という話からだいぶそれましたが、本は仕事でも作っていたしフリーペーパーも作ってたので進行は読めるので要素だけ抜き出すと全く読めないのは売れる売れないだけなんですよね。そこを自分と作品とブースの三位一体で乗り切ることが文フリが楽しいなって思うところなので自分で「30部売るぞ」とか「50部売るぞ」みたいな目標を設定して達成できたら良いかなと。

 

あとは、いうほどでは無いですけど何回も出ちゃってるので「いつもの靴の人」みたいになってるのかはわからないですし聞こうにも聞けないのでアレなんですけど、最初の頃の、誰も私を知らない状態で売るみたいなのはまた味わいたいのでどこか別のイベントに出たいなとかそういうのはここ1年くらい思っています。春のテキレボは4月1日ということもあり出られませんでしたが、テキレボとかも出たい。

 

 

絵と言葉の一研究 「わかりやすい」デザインを考える

絵と言葉の一研究 「わかりやすい」デザインを考える