一澤信三郎帆布は京都にある鞄のお店なんだけど、京都の直営店じゃないと手にとって買えない。通販はやってるけど鞄を通販ってのはなかなか難しい。
ただ抜け道は幾つかあって一つは百貨店の催事。もう一つはどこかとのコラボアイテムを狙う。あまりよく知らないけど、多分そんな感じだと思う。
百貨店の催事は東京都内だと新宿伊勢丹で数ヶ月前にやってて「おお、すごいなこれ」とガシッとした強い鞄を見て感心した。他所の帆布とは少し違う。私が持っているものの中だとこれは一番硬いけど、私が知っている中という意味だともっと硬いものもある。そう思うとちょうどいい硬さなのかもしれない。
百貨店の催事で少し頭の片隅に残ってて、欲しいかもしれないなと思っていたらちょうどいいコラボアイテムが出た。それが丸善とのコラボ。
ある程度の人は本屋は〇〇派。なんていうのがあると思う。私は断然丸善派だ。
丸の内のオアゾの本店も、日本橋店も仕事の帰りであったり休日だったりに具合の良い方を使っている。丸善の何が良いかはよくわからない。
ただ、快適だな。見やすいな。と思うそれだけでいいのかもしれないけど。
あ、あとオアゾの文房具コーナーにはお世話になっているか。
気になっていたお店とお世話になっているお店が共同で出している鞄だから買ってもいいかなという感じで買った。なくなったら後悔しそうだしそんなに高くもなかったし。
一澤信三郎帆布の鞄のモデル名などは詳しく知らないけどもこれはかなりオーソドックスなものなのではないかと思う。A4が入って把手は長すぎず短すぎず。中は特に部屋分けはされていない。前に中くらいのポケットがあるだけ。
休みの日に使っていると案外こういうものがいいんだよな。と知ってたことを当然のように再確認する。あまり几帳面にならずに持っていくというか。本入れて、飲み物入れて。財布も入れて。汎用性は言うまでもなく良い。
あとはもうこれは単純に丸善とコラボをしているというその事実が際立つ良さだと思う。馬鹿みたいに真面目な「丸善」マークが愛おしい。
どうしても靴からの話になるんだけどマナスルシューズとかあったじゃないですか。あれもソールを裏返すと丸善のMマーク入ってるし。丸善って本屋なのか??と思うときもある。傘とかシャツとかもあるし。その辺の私の知らないところでの何か、本以外の物への力の入れ方が好きでもある。
日常使いするカバンに関しては鍵をぶら下げるために把手にカラビナをくっつけるんだけど、これは文句なくそうだろう、ということでくっつけた。
お世話になる気もなくお世話になる鞄だろうなこれは。