こんにちは。いよいよ日曜日は文学フリマ東京が開催されます。
私のブースは二階のク-37ですが、そこで販売する新作がこちらです。
https://c.bunfree.net/c/tokyo27/2F/%E3%82%AF/37
相変わらずシンプルな装幀です。
生活と革靴2 36ページ A5サイズ 600円
今回は割としっかり書いた項目がいくつかあるので、個人的には「気になる人は買ったほうが良い」くらいのレベルに仕上がっていると思います。
内容は、手にとってからのお楽しみで今回は絵の話。
普段履いている靴からピックアップすることが殆どの私の本ですが、この靴がこの絵になっているということはあんまり書いていないような気がします。前回一足描きましたが。それのおさらいと、あともう一足を紹介しようと思います。
まずはこちら。前回も上げましたね。
コンビシューズのカテゴリーに入りますがそれにしても黒色と茶色という靴の中ではありふれた二色が組み合わさることでこうもユニークな靴になるのかと思います。
このブーツに関して言えば、羽根から筒部分の切り替えが独特なのでそのアウトラインがより、浮かび上がるという趣。
絵にしてみるとなおさらですね。横のラインが独特です。
絵にすることで素材の質感は消えますがシェイプの面白さは際立ちます。
値段はガツンと上がりますが、オーダーもできます。
私は気合を入れてオーダーしましたが、今思うとやっておいてよかったなと、本当に思います。履けば履くほど、そして定期的に手入れをし続けることでかっこよくなるのが革靴なので手に入れるのは早いほうが良いという感じ。
上記は昨年のもの。今年は終わっちゃったのかな。どうだろうか。
こちらもブーツです。最近本当に寒くなってきたのでブーツの保温性はありがたいですね。この靴は付き合いが長いのですが、絵にするのタイミングがあまりなく、今回ようやく出番が回ってきました。まさに「生活」の「革靴」といった感じです。
この滅茶苦茶めんどくさいアングルで描いたのはなんでですかね。
もう一回かけと言われたら描く自信はないですが、ただきっとこういうアングルにしたのはこの靴の出番があまりに遅すぎて、申し訳なくなったからではないかと思います。
靴屋で働いていた後輩が「コスパが良すぎるんですよね」と言っていましたが、本当にそうだと思います。良すぎることが当たり前で、それがこの靴の唯一性を保っているような気がします。
私も「今年は戌年なので欲しい」と思っていてそれは新刊にも書いています。
いよいよ25日も迫ってまいりました。
ぜひク-37にお越しくださいませ。