昔、平林奈緒美ってデザイナーが「国連のものが好きだ」と話していたのを急に思い出した。
調べてみるとやっぱりそうで、そこには記憶のとおりに白い車が載っていた。
これ見てたら、なんか白いボディのカーモデルって色を塗らなくても良いんじゃないの?と思ったりしだして、まぁ、それは実車に近づけるって意味だと確実にNOなんだけど、ただそういうのも有りかなって思う。
見せ方とか解釈の話になってきて、結局「塗らないんじゃなくて、塗れないんでしょ」っていうゴールになるんだけど、ただ、こういう真っ白なパジェロは、街を走るわけでもなく、ミニカーとしてあるわけでもなく、プラモデルでしか作れないんだよなとも思ったり。
成型色が白、というか全体的に「塗らなくてもOK」という選択肢で作られたものではないので、全体の色がチグハグなのも面白いですよね。
すっきりとした樹脂の白さとクリアパーツの透明感、温度のないグレーが組み合わさるのも結構キレイです。
現実の車の様子を纏わせるためにクリアパーツだけマッキーで塗りました。