Re:11colors

だいたい木曜更新です。革靴、洋服、プラモデルなどものに触れて感じたことを書きます。文学フリマ東京に大体います。 お仕事お問い合わせは 4mens.shoes@gmail.com よろしくおねがいします。

「こうやって手元に置けますしね」の本当

俺は、人に何かを勧めてもらってそれをそのまま買うとかそういうことが結構好きで知り合いに勧められたものとか、中の良い店員さんとかに「オススメ教えてくださいよ」と話してスパッとそれを買ってしまうことが多い。

 

これは、いいカモになってるとか、何も考えずにバシバシ買っているとかそういう話ではなくて「この人が俺のことを思って勧めてくれたもの」を持つのが好きだということだ。だから俺の持っているものはなんていうか、そういう思いの乗ったものが割とある。実際、そういう買い物は楽しくて、そのために金をとっておくというのもなかなか良い。そしてそれらを身に着けたり、目にするたびにそのことを思い出して、楽しくなったり懐かしんで少し鼻の奥がツーンとしたりする。

 

最近カーモデルがめちゃくちゃ楽しくて、車のことを会社で話すことが増えた。「人生で初めて車にハマった。プラモデルからハマった」という話をする。向こうは「えーっそこから?」みたいな顔をするが俺は続けて道路を走る車を毎日のように見てしまう話や、家の周りにどの車がどこに止まっているのかを覚えていること、ピンクのハスラー実車を見たことがないことや、ポケモン GOのように楽しいという話をする。ツッコミはもちろん

 

「小学生の子供か!」

 

というもの。ここまでが一連の予定調和としてあって、だいたいみんな笑う。話の流れで自分が車のどういうところが好きで楽しいかという話はそれぞれにする。プラモデルのパーツ分割の観点や国柄が靴や洋服と似ていることなど、それは相手によってそれぞれだ。ただ、そういう話をしていて一人

 

「お前が乗るならコレ」

 

という話をしてくれた人がいる。

 

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それがホンダのCITYのカブリオレ。検索すると、向こうには俺がどう映ってるのかがわかったりして面白いんだけど確かにこれは、俺が乗りそうな車だ。というか俺が「車は乗るならオープンカー」と心に決めていることをなぜ知っている。

 

しかし、俺は免許は持っていないので(というかその人も持っていなくて、だから話があったのかなとと思うんだけど)、プラモを作ろうとした。そうプラモ作りに免許はいらない。ただまぁ、残念なことにCITYのカブリオレタイプはタミヤのものが長らく販売休止中。現行で入手が容易なのはアオシマのシティターボⅡというもの。四角くて小さくて好きな形。加えてルノー サンクのターボのような横の感じを控えめにしたデザインも好きなので買って作ることにした。

 

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作るのは、というかボディの塗装が色と腕前の関係で時間がかかったんだけど、このツイッターのロゴみたいな青がキレイで良かった。とりあえず、筆での色塗りは練習と動画で感覚を掴む必要があると思う。

 

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話はそれたけど、こうやってふとした会話から気になるものが出てくるというのは割とよくある。

その中で、琴線に触れたものはせいぜい一通り調べるとかそういうことをして買えれば良いんだけど、高ければ「いつか買おう」なんて思って忘れてしまったり、自分の利用しているSNSに放流する程度で終わってしまうことも多い。

 

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ただ、こうやって模型として世に出回っているものは手元に置くことができる。

置いてあることで何かを思い出すものを作るというのはそれが大変で上手く行かなくても、作る人と、キットに絆があるのだから、楽しく、手元に置いてあることの意味はより深く明確になるのではないか。