デカイ飛行機が面白い。
もし飛行機に人格があったら、怒られるくらいに「飛行機がデカイ」という事実がめちゃくちゃ面白い。なんでかはわからない。
ただ、そこにそれがあるだけで面白く、眺めていて気分も良い。最高なことだと思う。
今、ミニカーにハマっていて、昔のものをヤフオクで探すと百貨店やセレクトショップとのコラボモノが出てくる。「いくら以上お買い上げで一点プレゼント」なんて販促物だとしたら、これが欲しくて、何かを買って欲しいとせがむ子供やいつもより一点買うものを増やす大人が目に浮かぶ。
「家に帰ったら、子供に取られちゃって」
なんて笑いながら、もう一台手に入れられる金額の買い物をしようとするお客様に
「秘密ですよ」
なんて、一台スッと奥から差し出す俺。
この話は前の職場の仲間と散々した。そこには、それがあるだけで物が売れる場が出来上がる。俺らの接客もいらないし、ポップだとか、特集を組んだディスプレイもいらない。ミニカーがあって
「ああ、それ今、いくら以上買うとプレゼントなんです」
それだけ。
その「そこにものがあるだけで状況が一変する良さ」が1/48という飛行機にはどうやらあるようだ。部屋にあるだけで、存在感があり、眺めていても気分が良い。これは素晴らしいことだ。
私の場合は1/72をたくさん作ったせいもあるだろう。だから、特別このサイズ感に魅力を感じる。たくさん作るものではない気もするが、大きなものが一個あって、他のものが全く飾れないことをOKとする自分の中に少しだけ「これさえあれば残りのものは無くてもいいかな」と思ってしまう心があることを許してほしい(決して他のものを処分する気は無いが)。
もう一つ、1/72を作っていたことに纏わる話をすると、「デカイ」という話はそれに比べてデカイという話で、実機よりは小さい。つまり、小さいものがデカくなったと認識していたりもする。だから1/72がビックライトでデカくなったような感じをずっと覚えている。なので、デカールはすべて貼らなくていいかと思っていたりするのだ。
「小さいときにはそれで成立していたのだから大きくても成立するだろう」という話。
デカールをすべて貼ろうとして、消耗して、ミスってしまうのか、どこかで完成!と決めてしまうのかはそれぞれだけど1/72程度の解像度で貼る貼らないを選んでも構わないと思う。特に1/72が大きくなったと認識しているなら。
「デカール全部貼れ ! 」「先端は黒く塗れ!」なんて声が頭の中で聞こえてきたら「いや、他のところもかなりないがしろにしているし」と反論しましょう。
車輪が黒いとそれだけで、大分良くなります。飛行機。
その話はまたいずれ。
来週、こういうの作りません?
前の記事
今日の物販
これと
ハセガワ 1/72 アメリカ海軍 F-4B/N ファントムII プラモデル E36
- 出版社/メーカー: ハセガワ
- 発売日: 2011/04/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
これ。2つ作ると面白いんだろうな。
- アーティスト: B’z,稲葉浩志,松本孝弘,池田大介
- 出版社/メーカー: Rooms Records
- 発売日: 1995/10/11
- メディア: CD
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (34件) を見る