一年前にどうにも我慢ができなくなって初めて接着剤を使うプラモデルを買った。
それは、飛行機のプラモデルだった。
このときに飛行機をいくつか作ったけど、今思うとスケールアヴィエーションの1,500円キット特集は良かったと思う。最近、じわじわとそれを感じる。
飛行機は銀色に塗ったら何でもかっこよくなるのではという話があって、たしかにそうだなと思いながらキットを2つ注文したのだけど、一つが箱を開けた瞬間に「あれ、これなんか良くないか?」と思って、本当はそれを銀にしたかったんだけどできなくなった。
成型色って難しい。俺が思うに「町中にあふれる慣れ親しんだ色でない成型色は安っぽくならない」というそれだけのことだと思うんだけど、それが難しい気がする。
ただ、あの開けた瞬間の「オイスターホワイト」と呼びたいクリーミーさを感じさせつつも軽くない白。あれ、すごい良かった。
それと、何でしょうね。私は物の形を「四角い」「丸い」で大体分けていて、四角いものが好きなんですけど、タミヤのスカイレイに関しては「丸い」で正解だった。丸いジェット機。プロペラ機はメッサーシュミットという機種が自分の中では唯一「四角くて良い!」と思うのだけど、ジェット機は反対に四角い、鋭い機種はなんか違うようだった(今日、それが届いて作ったのだけど全然気に入らなくて途中でやめてしまった)。
あとは、ラリーカーのごとく派手になるデカールを貼るのも楽しかった。とにかく難しくて「裂ける」「定着しない」という、まぁ俺が貼るのが下手なのと家のドライヤーが奥さんのダイソンの風がめっちゃ強いやつで油断するとデカールが吹っ飛ぶっていうのがいけないんだけど、そういうちょっと大変なんだけど、貼ってみると「なんか良いじゃん」って思えるルックスになるのが楽しくてこういう楽しいことはまたしたいなと思ったりもした。
出来上がったときの「わ、飛行機」って思える感じって、俺が苦手だと思ってた「ジェット機のいかにもな感じ」と正反対の感情で(だからプロペラ機はレトロな感じで好きだと思ったりもしている)、これはなんか、色は苦みがあってぬるい感じでとても良いし、シェイプは鋭さを持ったジェット機なのに細部の処理で印象は丸いから程よくマイルド。そrで、記憶の中にある、いっつも空を飛んでるような飛行機に繋がるようなシェイプに仕上がるんだろうなって思います。
写真は昨年頑張って作ったメッサーシュミット。引越し後、不注意で壊れてしまいサヨナラした。
長いけど頑張った記事。
今日の物販
タミヤ 1/72 ウォーバードコレクション No.41 アメリカ海軍 ダグラス F4D-1 スカイレイ プラモデル 60741
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ピンバイス1mm必要です
タミヤ 1/72 ウォーバードコレクション No.59 スウェーデン空軍 JAS-39A グリペン 60759 プラモデル 60759
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タミヤ 1/72 ウォーバードコレクション No.50 ドイツ空軍 メッサーシュミット Bf109E-3 プラモデル 60750
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- 発売日: 2000/07/25
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引き絞られたボウガンのような危うい魅力、ソリッドなシェイプの完成度の高さ。バカみたいだけど「プロダクトとしてキレイ」だと思う。