またしても靴を買ったが、今のところあと二足控えていてそれ以外はもういらないという結論。
控えているという言葉も意味が分からないが控えてしまっているのだからしょうがない。これ以上増えてもなと思うので最近は一足買うなら一足手放せと自らに言っていて今のところその通り。日々新陳代謝が行われて洗練されていく靴箱は何とも美しいものでは…ないのかもしれない(ので買い物を控えようとしている)。
買ったのはRed Wing 9022 Beckman Boot。要するにレッドウイング。
ベックマンってのは創業者の名を冠したプレミアムライン。
Brickという色名のこの靴の色は文字通りレンガ色。
革に関しては調べてみればいくらでも出てくるがオイル無し、顔料多め。
というオイルドレザーを多く用いるレッドウングらしからぬ一足だと思う。
実際この色に惚れたというのが最大の理由なのだけど、それとは別に僕にブーツの楽しみを教えてくれた先輩が選んでくれたというのが嬉しい。
そして、これだけ靴を買っているがちゃんと新品を店で買ったのは実はこれで二度目。
買っているようで買っていない。
いつも店で高いものを買う時に、初めてのお小遣いで自分の買い物をしたときの感覚を思い出しては涙が出そうになる。実際にこういう感覚で買った物に関してはとても大事にすると思う。どうにも大人になると「まぁいいか〜」なんて惰性で買い物しがちだ。あの時の感動を思い出せる買い物ってあんまりない。
気をつけなければ。