大人になればなるほど鞄というのは悩むものなのかなんなのか、
なんでも良いんだけどなんでも良くない
と言った複雑な感情を抱いたまま数ヶ月。 こういうのは詳しい人に聞いた方が早いんだろうなと思いながら仕 事先で何ヶ月かに一回会う方に相談… しようと思ったら向こうから話しかけてくれた。
「君はあれじゃない。ほら、これ」
ブランド名を教えてもらったがここで更に
「君はこっちのが合うよ。これ、検索してご覧。 パルマのブランドだけど絶対合うと思うんだよなぁ」
とさらに提案が。「合うものより合う」 という事実が私の頭に深く刻まれたのは言うまでもない。 しかし検索すると高い。かなり高い。 でもオークションで見るとかなり安い(人気が無いのか?)。 偽物をつかまされるにしても知名度と天秤にかけて見ると明らかに 偽物を作るのが無駄なように感じられたがとりあえず観察。 数ヶ月放置したところで入札者が現れたのでいよいよ覚悟を決めて 落札。
いざ物が届くと非常に革質と作りがよく、満足の行く形に。 使い勝手はとにかくなんでも入れられるし、 作りも丈夫なものだから気を使わずに持てる。 革も型押しなため傷も目立ちにくいしバシッと自立する。 安く入手したこともあり、 こんな汚れや傷が目立ちやすい色にも関わらず使い込むことに躊躇 がない。
丈夫であるが故に頑固なツラで中々私に馴染む風は無いがそうなる までに私もこの鞄に歩み寄ることができればと思う。
買い物の飛んでしまった番号について
31:PIETRO PROVENZALEのシャツ
32:ネクタイ
33:緑色のスーツ
34・35:COMME des GARCONSパンツ
36:前回の記事の靴
※他にも漏れがあると思われますがご了承下さいませ。