Re:11colors

毎週木曜日更新(2023年5月現在)。模型、日常。面白いことあれば他の日も

文学フリマ東京-宣伝2と作品が出来たあとも続くのだよという話-

クソ眠いのと四十七話の方の増刷発注時に向こうのサーバーがダウンして請求がおかしなことになっているので今週も宣伝をします。

 

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 WEBカタログに割と真剣にそれぞれの紹介を記載しました。

 

c.bunfree.net

 

こういうのって書き方ってあるんだよなーと思いながら未だに明文化できない自分がいるので調子が悪いと全然書けません。普通なときに書いたのがこちらですので一応読んでみて下さい。

 

紳士靴九話

靴を履く楽しみを伝えられたらということで「既製靴」5足と「注文靴」4足についてデザインや使用感についてイラストとともに紹介。絵と文字のバランスは半々くらい。エッセイという切り口から革靴に興味を抱いて頂けると嬉しいです。

 

紳士靴九話ポストカード

書籍「紳士靴九話」作成の際に描いたイラストをポストカード用に再構成した一枚です。
ポストカードらしく文字要素は控えめに。送るのに使っても良し、家に飾っても良し。な一枚です。

 

紳士靴四十七話

靴の美しさや素晴らしさを書き連ねた前半の「靴を魅力的に記す」37足。靴の楽しさを掌編とイラストで伝える「靴を物語で記す」10足。どちらも実際に大手ネットオークションに出品された靴の説明文で、それらをまとめた一冊。多種多様な表現と、制作時のルールや時間制限。それらを行った後の反省が幕間に入ります。文学フリマガイドブック推薦作。

 

なるべく平べったい感じ(客観的)に書こうと意識しています。変に盛り上がっても見る環境はそれぞれなので。という感じです。

 

ただ、現場ベースになると割とこの辺は裏返っても良いかなぁなんて思います。ものを作る人が集まるところはそういった熱量がありますので遊んでも良いというか。

 

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これは前回テーブルの前に垂らしたA3サイズのペラ。

結構遊んでいますが、幽々白書のテリトリーみたいな、あるいはジョジョのスタンドで作られた空間を作りたいなと思って作りました。レトロな「文学」ってこんなイメージだな。と安直に勝手に考えてますが、これに限っては私自身もブースを構成する要素の1つなので私の安直な頭の中が出るとブースに漂うテリトリー感は増すのでは。と一応ロジックは有ります。

 

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これが前回のブースレイアウトですね。

あとは発行物以外に必要なものをリスト化しておくと良いです。

最近友人が

「仕事相手がノートを四分割にして計画を書いてるのを見た」

と話していたので真似をしてみました。

 

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四分割して最初に何かを書き出すと自然とそれに紐づいた何かが生まれますのでやってみることをおすすめします。

画像の場合だと「出すもの(売るもの)」を書いて「必要なもの」が対応して出てきて、その後に「あ、必要なものは自分で作るものと他で調達するものがあるな」と気づいて三つの部屋が埋まった感じです。それをまとめて絵にして四分割。とても便利でした。

 

で絵をもっと大きく描いてみようとなるわけですが

 

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めちゃくちゃ汚いですね。そりゃ自分だけがわかれば良いと思って描いたから当然です。ただ、こんなでも一度絵にすると必要なものがわかったり実際のイメージがもっと浮かぶのでおすすめです。

僕がこれを描いて気づいたのは

「商品紹介のPOPをスタンドに立てると読みにくいから平置きの方が良いか」

「サークル紹介も、ポストカードもイーゼルを使ってディスプレイするとイーゼルだらけになるな……」

とかそんなところ。

布の下に段ボールを置こうかななんて思ってましたが、ものが小さいので靴箱でいけるか。なら段ボールの蓋を止めるクリップは要らないなーとかそういう些末なところまで考えが飛んでいくので一度絵に描いて外に思考を逃がしてあげると良いです。

 

文学フリマ東京まであと二週間と少しですが、作品作りが終わってもいろいろとやろうと思えばやれることが有りそうですので、あまり参加の経験が無い方などはご参考にいて頂ければと思います(私も今回で三回目ですけども)。