皆様は、指輪はつけられるだろうか?
私は男のくせに指輪が好きだ。男のくせに。
それでも出ていない海の向こうの大学のカレッジリングなんてつけたくないし、インディアンジュエリーはゴテゴテしすぎて嫌。じゃあ作家の方が作っているものはどうかしら??なんて思うけどそのハンドクラフト感が今度は手に馴染まず。という感じであっちへ行ったりこっちへ行ったりしても見つからないなんてことが自分ではよくある、
今はアンティークのリングを二本、父親の形見の和彫りの指輪を一本。いずれもゴールドだけども持っていて気分で付け替えている。
アンティークだったり形見の指輪だったりはそれはそれで良いのだけれど「最初のオーナーが自分の指輪」が欲しいななんて思うことがあるがそれでも上記の通りに行ったり来たり。他にも木とか、アセテートとかそういうふんわりしたものもなんだかネイチャーネイチャーしすぎて苦手。味わいとチープさも紙一重でなんだかねぇ。なんて。
それでこの前久しぶりにあった取引先の妙齢の女性の指をちらりと見るとかっこいい指輪をしていたので思わず聞いてみた。
「それ、GUCCIの指輪ですよね。指輪なんてあるんですか?」
そうしたらこれはもうずいぶん昔のやつだという。またか。このパターン。数年前にエルメスのHマークがゴールド、それ以外がシルバーの指輪をしている人がいて思わずエルメスのものか確認を取ったがやはりそうだった。が、昔のもので今はそういったものは作っていないという。これもそのパターンかと思いながらとりあえず検索。
あった。しかも27000円+税と安い。楽しくなってきて他のデザインも見てみる。
こっちは色味が渋め。これでも渋いから逆に目立っている気がする。定番の赤と緑の方が素直で良い。
こういう世間的にどう見てもブランド物なアイテムは若いうちに買っといて年取ってスレ、キズが入っているくらいが良いんだろうな。と思うと今のうちに買っておくか。なんて思ってしまう。
それにしてもオンラインショップのカテゴリーで「シルバーリング」「シルバージュエリー」とあるあたり、私のような平民であったり、若い子が一生懸命頑張って買えなくもないものを作ってきっかけにしているのだろう。
それにしても、デザインがど真ん中すぎて気持ちの良いリングである。「堂々としたデザイン」とはきっとこんなもののことを言うのだろう。