昨秋に頼んだ靴が届いた。
Instagram上でコンテストを行っていたのでそれに応募して選ばれた賞品が180ことローファーのオーダー券だったのでそれで頼んだもの。
どういうオーダーにするかは散々悩んだけどもまずこのローファー自体が自分の足にそこまであっていないことはわかっていたので最初は痛いのは承知の上。それでも痛みは和らげたいのでスエードにしようというのが一つ。あとはこっちの方が優先度は高かったんだけどJ.M.WESTONのスエードって中間色の発色が異常に良い。ニュアンスがよく出ていてとても魅力的なので中間色のスエードを使うというのは決めていた。
砂漠とか、カラカラ乾燥した感じを靴に出したくて色は砂っぽかったり土っぽかったりするものをチョイス。ステッチの色味はモカとそれ以外では微妙に色が違うんだけど荒々しさが出るような色味を選んで品が出過ぎないようにした。
オーダーしたことがある人は知っていることになるんだけど、オーダー自体にただ好きな色でサイズ作れること以外にも特典がある。
まず箱が違う。色がグレーからネイビーに変わり、蓋をかぶせる形の箱では無く引き出し式の箱に変更。そしてシューキーパー付き。シューキーパーも特別仕様で青いものが用意される。
また、じんわりと嬉しいのはライニングに名前とオーダーした年と月が入ること。自分の場合は「NOVENBRE 2016 NAME」といった具合に手書きで丁寧に入っている。
名前自体は文字数制限があるのでイニシャルか、苗字は頭文字+名前は英語表記にすることになると思う。
これで既製品の価格の1.5倍くらい。ローファーだと14万くらい。
財布から出る金額としては高いっちゃ高いけどじゃあ他の同価格帯の靴と比べたらどうなのかっていうと安いから困るんだよな。しかも上に書いた特典で心を掴もうとしてくるし、加えて実際のところ選べる素材のバリエーションが多すぎる上に色もよく出ていてなんというか最終的に「オーダーしてもいいんじゃない?」と思ってしまうのがこう、良いところというか憎いところというか。