こんにちは。
進行が遅れに遅れて心配していた新刊紳士靴十一話が無事完成したので報告します。
良いところ
今までは「説明をするのに両足描く必要はないだろう」と片足のみを絵にすることがほとんどでしたが、今作は両足、一足まるまる描くことに挑戦しています。これは単純に絵を描くことに興味がわいたことが一つ。良い本に出会い、トレーニングを積むことに成功したことも一つ。練習をして自信が生まれ挑戦したい心がうまれて実行に移す。良い流れですね。両足描くことで靴らしくなることはもちろんですが右足を描くことが左足の完成度を高め、その逆もあることは驚きでした。
掲載順について
今回は絵を先に描いてから文章に入りデザインへ進む方法をとりました。この手法ならではだと思うのは絵を描いた順に載せる面白さな気がします。今までは例えば既製靴と注文靴のように大まかに分けていましたが今回は描いた順番です。なので後半になるにつれて絵も気合が入ってきます。
同じメーカーの微妙に違うだけの靴を比較して読むことで面白さに深みが出るようにといくつか仕掛けましたが絵の上達度合いがわかると思います。特に本作で言えば一番最初のLeMocと180は同じメーカーのローファーでルックスはそこまで変わらないのに絵になってみると随分と違うものです。というわけで先行プレビューということで絵を載せましょう。
Le Moc
180
両足を描ききることが当たり前になって自信が生まれているような気がしますがどうでしょうか。こういったところもページを送ったり戻したりして見比べながら読んでもらえると楽しいです。
素直な表紙
今回の表紙は実に素直にデザインが決まりました。といっても会議中にコソコソっと描いていたものなのですが(これは秘密にしてください)。こちらはもはやTwitterにアップしているので勿体ぶらずに載せることにします。
やりたいことと良い成果が出ると見込めるものが合致することは良いことです。
そうなった原因は絵に関して自信を深めたことだと思うとトレーニングの大切さを感じますね。
ざっくり、そしてやや長めですが新作の紹介をさせていただきましたが、どうでしょうか。少しでも気になって当日ワクワクした気持ちで私のブース「キ-06」に来ていただけると幸いです。既刊の情報などはこちらを見ていただけると参考になるかと思います。
それでは御機嫌よう。