真冬でもコートを着たくない日というのがその季節中何度かある。
めんどくさいとか、重たいとか、もう春だ!と自分で割り切りたいときとか。
もっと気にしてみると私の場合は体の殆どの部分を重苦しい布に包まれるのが重苦しい気分になり、着たくないと感じることが多いことがわかる。
特に連日それが続くとその気持ちはどんどん大きくなる。
各々が何かしらの対策を講じているかあるいは冬は着込むのが楽しいとかそういう前向きな気持を持っていることだと思うが(そう、私は雨も嫌いだ)、なにか良い手はないかと考えていたらお客さんが
「ああ、それね。わかるよ。僕はジャケットの裏地をキルティングにしたのを一着持ってるよ」
と教えてくれた。え!そんなことできるの。
というわけで早速いつも作ってもらっているところで相談したら「やったことはないが、ある」という回答でそれならやりましょうと提案し、そうですね。と向こうも快諾してくれたので作ることにした。
遊び、というか試しにという感じなので生地はそんなに高くなくそれでいて程よく派手なもの。
あったかさを重視するためにダブルに。
重なる部分が温かい。
裏地のキルティングは色があったような気がするがとりあえず黒で。
ボタンは焼きボタン。カッサカサな感じが乾燥した冬にあってますね。
肝心の暖かさだけれども「あ、暖かいな」と思うくらいには暖かい。
暑くはない。人によっては寒いかも。背中が特に暖かさを感じる。
これで中にセーターでも着てマフラーを巻けば行ける気がする。
明日、トライしてみます。