Re:11colors

毎週木曜日更新(2023年5月現在)。模型、日常。面白いことあれば他の日も

Pointerのデニムカバーオール

今年の春は軽く羽織るものが豊作であった。

その中でもかなり出番があるのはこれ。

 

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Pointerのデニムカバーオール。 アメリカのテネシー州のワークブランドで1913年から続く老舗。未だにMade in USA。生産国なんてどうでもいいと思うときもあるけど、アメリカのブランドでアメリカ産だとやっぱり嬉しい。

典型的な胸と裾に左右2個ずつの4つのポケットで構成されたカバーオールで、左の胸ポケットはペン差し用に口だけ分けられている。

 

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偉いのは(?)ココ。襟が少し大きくて高め。なのであまりだらしなくなりません。

大体こういう物を着るとき、というか着たいなぁというときは心が心底ダラ付いてるので全体的に緩くなりがちですが体裁を保ってくれるので非常に助かります。鏡や窓ガラスに映る自分を見て「あ、なんとか。なんとかだけど、パリッとしてるな」なんて思います。

 

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とは言いつつも基本的にはこれを着たい日は先述の通りのテンションなので、裾のポケットに財布でもスマホでもハンカチでも突っ込むので入り口がよれてきますが、これは味。なんだかんだで作業着なので。

 

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そのまま前立てをペロッとめくると「WHITE OAK CONE DENIM」の文字が。

この工場はもう閉鎖してしまっているので近々このタグはなくなります。一応補足しておくとLevi'sの良いラインの生地を作っていた工場です。あとは詳しい他のサイトを見てください。それと、写真に写っている一番下のこのボタンだけロゴが曲がってついているのも味。アメリカ製って良いですよね。なんでもこうやって言えちゃう感じ。それで雰囲気抜群なんだから。

 

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というわけで袖口にもブランドネームの刻印されたボタンが付いてます。かっこいいですね。

 

アメ横のJalanaが在庫もあってお店の人のテンションも安定している感じがあって、そこで買ったのですが、意外なほどにシルエットはキレイ。ダボつかないというかだらしなくなり"にくい"です。基本的には作業着なのでダラ着ですね。僕の中では。

 

ただ、これは何でしょうね。全体のシルエットとかカフの太さとか襟の高さとか形がキレイに纏まろうとしている様子が不思議です。不思議っていっても当時はこういうメーカーがわんさかあって、その中で「少しでも良いものを!」となると、今の高機能素材のような生地方面の技術革新がない限りは見た目をかっこ良くするするのは差別化としては当然の方向なのですが。そういうかっこよさが今もあるのは嬉しい。

まぁ、今の季節は色々な洋服を楽しむのには最適なシーズンですが、こういう本来は一番外側に着る上着をちゃんと羽織って外に出るのは楽しいです。

 

サイズが結構面倒というか微妙なところで形がキレイなのでXSでぴったり着ても良かったけれど、まぁダラダラ着たいしな。ということでSサイズ。洗って少し縮んでいい感じ。あと、最初は硬いので家で着てゴロゴロしてると馴染むのが早い。

 

あ、あとはあの、なんすかね。とりあえず着るってのに便利なのでとりあえずサイズの合ったやつを着てみましょう。

 

 

 

コストの話はほとんどしないんですが、この服は確実にモト取りますね。

「高すぎるということは無い」という感じの服です。

デニムが一番当たりかな。ダック地もあるので普段穿くパンツと相談して見ると良いです(私はデニムはほとんど穿かなくなったのでデニムにしました)。

 

 

 

今年は戌年ですので悩んでいる方は今のうちにそれを理由に買っちゃいましょう。

 

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犬のマークが素朴。