Re:11colors

毎週水曜更新(2021年9月現在)。革靴、模型、日常。

コーヒーにミルクを垂らすような変化を傑作機で起こす

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タミヤの傑作機シリーズの良いところは、その名前にあるのではないか。何を作っても、部屋に飾っても恥ずかしくないものを取り揃えていると信じさせてくれる良さがあると言うか。

 

プラモデルを部屋に飾ることがどう受け入れられるかはさておき、飛行機を飾るのは割と気分がいい。

 

色を塗っても塗らなくてもどっちでもよくて「欲しいものが手に入ればそれで」と気軽に作る。塗れば重厚感が生まれこんな塊がどう飛ぶのか?みたいなことに興味が湧くし、色を塗らずにプラスチック剥き出しのまま置いておけば、プラモデルの持つレプリカであると言う様子がよくわかる。それでいて縦にすらっと伸びたボディや精いっぱいに広がる翼は窓から差す日の光や、天井についた照明に照らされそのときどきに異なる反射を見せ、私たちの生活には単なる「明るい」「暗い」といった話だけではなく光と影があることを教えてくれる。

 

光の前にプリズムを置くと7色に分解されるように、日常と自分の間に飛行機模型を置き、部屋の光と影を味わおう。スケールやメーカーに囚われる必要はないのだけど、一つの基準として「傑作機シリーズ」という水槽の中に泳いでいる魚を網で一掴みしてみよう。その飛行機がどう活躍したのかなんてのは調べても調べなくても良い。部屋に置きたいカタチだけを気にして選ぶのはおすすめだ。

 

幸いなことにボックスアートが施された天面には完成サイズが書いてあり、プラモデル売り場で寸法を見ながらA4用紙よりデカイとか小さいとか悩んでみたり、自分のスマートフォンの大きさを検索して、サイズ感を掴むことができる。完成サイズというのはとても大事で大きさには好みがあると思う。だから、パッと見てわかるところにそれが書いてある傑作機シリーズは素晴らしい。しかも、ラインナップやキットの精度も間違いなし。なにせ、傑作機シリーズなのだから。

 

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部屋に収まる棚を探すように、棚に収まる飛行機を探そう。テーブルの上でも良い、玄関の靴棚の上でも構わない。そうやって選んで、置いて出社したとき、帰宅したとき、休みの日に遅く起きたとき。生き物を見守るように飛行機を見るのはとても楽しい。 

 

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