Re:11colors

毎週水曜更新(2021年9月現在)。革靴、模型、日常。

俺、楽しませる為、罠仕掛ける

 

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俺はコンテストに強いところがあって、専門学校のころは3回、社会人なってからも2回表彰を受けている。今回で3回目か。「自慢かよ」とか「すごいな」なんて思うかもしれないが、まぁ待ってほしい。


俺は最優秀賞みたいなのがいつも取れない。

理由は簡単で、そういう「最優秀賞っぽいもの」を作ることが出来ないのだ。何を言っているのかわからないと思うし、俺も賞をもらうたびに「やっぱりこうだよな」と思う程度の感覚なのでどう言えばよいのかわからないが、せっかくはてなインターネット文学賞の優秀賞をもらったのでこれを機に手の内をさらすというか、内なる自分にそうしてもらえることを願って、今から書いていこうと思う。

 

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今回に関して言えば賞を取りに行ったのは確かで、受賞できるかどうかはわからなかったけど「受賞できたとしても優秀賞までだな」というのはわかっていた。理由は簡単だ、序盤に審査員を少し刺激している。俺はこういうことをよくやってしまう。こうやってパッと振り向かせて、書いたものや作ったものを見てもらうような仕掛けを作る。そういえば、前の会社の昇進面接でも「結果の出ない部下をどう評価するのか?」みたいなことを聞かれたので

 

「アイドルにも、キレイじゃなくても、歌が上手くなくても、踊れなくても”アイドルが好きだ”と思って続けている人がいる。そういう人には数字には出ない固定ファンのようなものが付く」

 

みたいな話をして、一気にこっちのペースに持って行ったことがある。とりあえず「こいつ何言ってるんだ?」と思ってもらえれば良い。

 

こんな風に、雑木林に弓矢の罠を仕掛けたり、いきなり相手に煙球を投げ込むみたいなことをして、印象に残る存在になろうとする。これは狙ってやってると思うが、ほとんど意図的に出すことができない。書き終わった後に「あー、こういう構造になりましたか」と気づく程度。

 

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受賞した記事のユニークなところはそこだ。

「インターネットは様々なものが載っているのに、見る側がそういう規定をしている部分があると思う」とインターネットにおける文学を規定することを刺激して、そのまま「書く側はそれに迎合する必要はない」という話をしている(該当記事は「特定の誰かに向けて書くこと」を主題としているが、そもそも記事自体が審査員向けに書かれている)。

 

「じゃあ、何を書けばいいんだよ」と頭の中で反応したら、そのまま自身の体験をベースにした「俺はこういうことを書けばいいと思う」という文章に飲み込まれる。しかも今回はしっかりと上手くいった話を持っていたので自分としてもそれを引き合いに主張が書きやすかったのがよかった。

 

本当はそのまま行けばいいのに「文章なんてほとんどの人が真剣に書いたことがない」「携帯小説のシチュエーションが似てしまうように」と、ときおり信憑性のありそうな話題を散らして飽きないように読ませようとするし(ここでもやっぱり「インターネットにおける文学について刺激してると思う)、それに加えて「(俺は)書き方の提案をしている」とか「文学だよねと言われたら、文学だと思ってしまう。そこが難しい」とかなんとかいって、こっちから距離をとったり「お前の気持ちもわかるよ」みたいなことをやったりしていて、基本的にヒット&アウェイで、没入させないのだ。

 

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俺はこういう文章や、作品を作ってしまうし、そのたびに「こうなるんだよな」と思う。ずっとこのままかもしれないし、そのせいで文章を書くことで大きく名を成すみたいなことはできないのかもしれない。

 

作風といえばそうなのだけど、それが良いことなのか悪いことなのかはわからない。ドラゴンボールの大猿のごとく、本人も良くわからないうちに出る必殺技がこれなのだ。

 

ただ、これだけは間違いないってことが一個あってそれは「賞をもらえるのはいつだって嬉しい」ということだ。どうもありがとうございます。

 

だって、書いたものが評価されているし、こういう俯瞰したような(あるいは斜に構えた)見方の文章が評価されるのは審査をされた多くの方の懐の深さに依るもので、そこに甘えたような文章でもあるのだから。

 

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こんな僻地みたいなブログでも見つけてもらって、脚光を浴びることができる。それ自体が本当に嬉しいんだよ俺は。

 

もう一度読んで、宣伝してくれても嬉しいです。

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今日は久しぶりにほしい物リストも開けます。

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