4枚の写真を用意するというのは、4枚の制作過程を切り取った写真が必要ということでもある。というのが最近わかってきた。
そう思うと完成してからでは遅くて「とりあえず撮影しておくかー」という感じでランナーの写真を撮ることになる。
箱の中身を全てキレイに並べてバシッと撮ると1枚目の撮影が終わる。ただ、このときに「このプラモデル、もしかしてここが一番かっこいいのでは?」というパーツがあればそれも撮っておく。この写真を記事を書く際に使うことがあれば、それは「組み立てる前から感じていたことが当たっていた」ということなので結構楽しい。外れたら使わないで、全体のランナーの写真を使う。
組み立て始めると、楽しくなってくるのでどんどん完成まで突っ走りたくなる。そんなのは当たり前なので2枚目の制作途中の写真を撮るというのは結構難しそうに思える。
ただ、最近気付いたのは「あ、今俺楽しいな」と”最初に思ったときに撮る”というのが一番良さそうということ。何が言いたいかというと、そう思った後は確実にもっと楽しいことが起きるからだ。
「楽しくて楽しくて仕方がないぜ!」と思う瞬間も与えられない時間には写真を撮ることなんてすっかり忘れてしまうし、写真を撮ろうと思っても、プラモづくりの楽しさに負けてしまうなんていうことは結構ある。そうなる前に写真を撮るためには「楽しいな」と思ったときに撮るのが良さそう。二回書くけど、絶対その後にもっと楽しいことが待っている。そういう意味では私は割と決定的瞬間みたいなのは撮れなかったりする。
完成写真は好きなところで撮る。白背景や黒背景を生み出す設備や、ロジック、そして手順を守ることができるなら、白背景や黒背景の写真を撮ればいい。
私は、そういうことをするときもあるが、それよりも楽しいと思うのは部屋を探検すること。本棚は完成品に知的なオーラを与えるし、窓辺から差す日光はプラモデルの形に面白い陰影を描き出す。
また、サムネイルの写真も完成品をベースに考えるのであればこのタイミングで撮ることになる。使った道具を並べてみたり、なんとなくそのプラモデルと縁を感じるものをそばに置くのも楽しい。元気なら外で写真を撮るのも最高だろう。
こうして書いてみると4枚の写真を撮るセオリーみたいなのが見えてくる。そして、そういう切り口から見れば、それぞれの記事の写真が違って見えてくる。
というわけでnippperに投稿してみてもいいんじゃないでしょうか
写真の撮り方
スマホのカメラだけで撮った記事