Re:11colors

毎週木曜日更新(2023年5月現在)。模型、日常。面白いことあれば他の日も

彼女らはモブである。モーブズを作ろう



 

モーブズとは、歩いている 移動している 生活している人をフィギュアにしたもの。そして、作ったあとに「もう一個買っておけばよかった!」と思うフィギュアだ。

 

レジン製のフィギュアは白色で、自分で塗装する必要がある。とはいうものの、単純な造形と自由な世界観なので好きな色に塗って楽しみやすいフィギュア達だと思う。フィギュアは女の子がほとんどで、男の子は「ダウンくん」と一体のみ。男女差が造形にあまり反映されないデザインではあるが、脚のラインは思いの外、女性っぽいと思う。

 

 

大した塗装の腕前がなくても、レジン製のフィギュアを触ったことがなくても「これなら作れそうだな」と思って購入したのが最初だった。

 

「レジン製のフィギュアってどう作れば良いのかわからん」と思いながら作ったことをまだ覚えている。なので、どういう手順で作っているのかを記しておく。「離型剤を落とす」「パーツを切り出し、組み立てる」「下地を吹き付ける」「塗装」という流れで作っていく。

 

 

離型剤は、台所用洗剤のマジックリンで落としている。タッパーにマジックリンを注ぎ、そこにモーブズを漬ける。だいたい1時間くらい。その後、軽くスポンジでこすってから水ですすいでタオルで水分を拭き取る。

 

パーツの切り出しは、ニッパーでざっくり切る→デザインナイフで削り取る→紙やすり#240と#400とかけていく。多少表面を粗めに仕上げても様になるのが、モーブズの良いところだと思う。それぞれのパーツは瞬間接着剤でつける。

 

下地を吹き付けは、プレミアムトップコートのつや消しを使っている。スプレータイプかつ透明なので周囲を汚しにくいというのが良い。ダンボールを持って外に出て、吹き付ける。

 

 

塗装は、好きに塗ってください! というか、ここがマジで楽しい。どう塗ってもかわいくなる。絶対に。

 

下地を吹き付けておけば、美術の授業で使うようなアクリルガッシュなどの絵の具でもプラモデルを作るのに使う塗料でもしっかりと定着してくれる。過去、下地をスルーして塗装したらボロボロと塗料が剥がれてしまって大変だった。

 

私にとって、モーブズはそのときの気分を反映させて塗るフィギュアになっている。なので、塗っているときは「今はこういう気分!」という感じで塗ることになる。出来上がって、数ヶ月だとか1年経つと「あのときはこういう気分だったんだな」と少ししんみりしたりするのも良い。

 

 

購入は原型を作っている、せりさんのboothストアで。ご本人のTwitterでboothの他にも、リアルイベントなどでの販売告知があるので、そのときに買いましょう。一体2500円くらい。

 

せり (@riseriseri37) / Twitter

 

mo-bs.booth.pm

 

塗装の参考になるやつ

 

www.thesartorialist.com

 

 

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