Re:11colors

毎週水曜日更新(2022年11月現在)。革靴、模型、日常。面白いことあれば他の日も

植物とプラモが並ぶのが楽しい。

 

植物のそばに置くプラモデルはマシーネンクリーガーが良いなとかねがね思っていたが、それがついに実現して非常に満足している。パワードスーツのような中に人間が入っている様子がにじみ出ているものは特に相性が良い気がする。

人が立ち入れない空間に文明を駆使して乗り込み、そこで豊穣な自然という神秘的なものに出会うというようなストーリーを勝手に想像する。これがフィギュアだとちょっと違うし巨大ロボットだともっと違う気がする。「調査に行く」という雰囲気がほしいのだと思う。

 

ついでに、マシーネンについて自分が思っていることをこのまま書く。

抜群にいいなと思うのは、積極的に情報を集めないと「この塊はなんだろうか?」と世界観がわからないことだ。反対に映像がしっかりと残っているものとかだと、ついつい引っ張られてしまうというか、勝手に学習してしまう部分がある。

その辺はアニメでも映画でも史実でも共通で、例えば戦車一つ置いてあっても気づいたらその戦車がどういうものなのかという意味を認識しだしてしまう。「全くわからないけど、なんだかカッコいいプラスチックの塊」という役割を、長い間果たしてくれるのはマシーネンくらいだ。

 

 

それでいて、横山宏のデザインと、描き出す世界観がしっかりしているのが良いと思う。造形の面白さはもちろんだけど、デカールなんかも他のプラモと一味違う怖さとかわいさがあるのが愛おしい。

 

なので、何も考えずに塗装してもデカールを貼ってしまえば割とうまくいくみたいな感じがある。ただ、デカールを貼れば貼るほど横山ワールドの住人になっていき、自分が生活する空間から離れていってしまうことを今回は感じた。収納の達人に部屋を任せたら、素敵だけどなんか居心地は微妙……みたいな。

とはいうものの、プラモデルを作るのは買った人なので好きなように作るのが良いと思う。私は、横山ワールドに入りすぎないように眼を模した塗装のデカールは一度貼ったものも剥がした。

 

マシーネンクリーガーというジャンルで面白いなと思ったこともある。それは、どの兵器も一様に顔のような部分があるということ。人の目がぱっと行くところという意味での顔だ。今回作ったラクーンに関して言えば、頭頂部のハッチがそうだと思う。

私が素敵だなと思うマシーネンは、なんというか顔芸が上手なものが多い。一定の点数まで顔芸を到達させるという点でのデカールという見方もできると思う。今回作ったラクーンもやっぱり顔芸として魚の骨のデカールを貼った。

 

なんだかわからないけどカッコいいものは見ていて眼が癒やされる。ラクーンはキッチンに置いてあるのに、何回も見に行ってしまう。逆に意味を持ち出すとそれについて考えてしまうので、スッと目をそらしたくもなる。そういう点では、最近植え替えたパルダリウムは生育状況の良し悪しが気になって仕方がない。水をやりすぎて枯らすなんてことのないように、なるべく見ないようにしている。例え隣同士に並んでいても。

 

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