Re:11colors

毎週木曜日更新(2023年5月現在)。模型、日常。面白いことあれば他の日も

時計を売るときに思ったこと

時計が増えすぎたのでいくつかの時計を売ることにした。

あんまり気にしていなかったけど、平日はビジネスカジュアルなスタイルで働いているので自然とドレスウォッチかそれに準ずるものを装着することが多い。

 

そうなるとびっくりするくらいカジュアルウォッチの出番が減る。G-SHOCKなんかは特にそうで、数を持っているものの出番がないという状況が長く続いたし、オメガスウォッチもそんな感じで結局10回着けたか着けないかだった。

 

いざ揃えてみて「なるほどな」と思うのは、洋服と違い洗うものではないので、気に入った時計をずっと着け続けるということが可能だということ。お気に入りが洗濯中だから、サブでとはなかなかならないのである。洋服にも「増えれば増えれば増えるほど、お気に入りの出番はなくなり、タンスの中を圧迫する」ということがあるが、時計はそれよりもハードな環境だと思った。

 

コレクターならもっとうまく管理ができると思うが、つけることのない時計を保管しておくことが自分には難しく感じた。ゴロンと転がっている姿が不恰好で、出番がない様子を見ているのが嫌になった。

 

売ろうと思うと、どうしても付いて回るのは価値だ。リセールバリューは時計につきものだが、もし少しでもそれを気にするのであれば、つまり少しでも高く売りたいのであればクォーツ式の時計は動いているうちに売ったほうがよさそうだ。

 

特にオメガスウォッチに関しては、いざ手放そうと思ったら裏側の電池交換用の蓋が惑星の柄になっていることが、電池交換時に傷ができたりする可能性を想像せずにはいられなかった。G-SHOCKなんかも防水性能を生かしたままの電池交換は、おそらく手間がかかる。不動品として売るといくらの価値になるのだろうか。電池切れになる個体はまだ少ないと思われるので、そういった意味では中古市場が成熟されておらず、今後どういう風になるのかが楽しみだ。

 

高くて優れているものを買うと、安いものに目を向けることができなくなるわけではないが、どうしても着用回数に差が出てくる。「それなりの良さ」「カジュアルなかわいさ」はわかっているが、そればかり揃えても満足しないように思えてくる。そこに普段はドレスウォッチを身につける生活スタイルがまざると事態は混迷を極めてくる。

 

きわめつけはこれだ。「何十万もする高級時計は一生に買える本数が限られている」 これがこの趣味を難しく、楽しくしている要因だ。なんとなく高い時計が欲しいなと思いながら、すぐに買えないからと、それなりの時計を楽しむことはその場しのぎでありながらもあまりにも甘美だ。

 

売った金を生活費にするというのは馬鹿馬鹿しいので時計かメガネを買おうと思っている。

 

今日の物販