こういう楽しいのって良い。
楽しいのが良いってのも能天気みたいな話でなんだそれって話ではあるのだけどただ、作るにあたって「楽しそうだなお前ら!」っていう気持ちを持つのは良いなって思う
重厚な世界観とは反対、かと言って味気ないわけでもなく。

ドイツレベル 1/32 フォルクスワーゲン バギー プラモデル 07682
- 出版社/メーカー: ドイツレベル(Revell)
- 発売日: 2017/04/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
キットの車が止まってて後ろではビーチボールで遊んでいる。
そんなボックスアートと「バギー」という、ドラえもんの劇場版で出てくるアレのような見た目が可愛らしく、そして楽しそう。これ乗って海に行くってどんだけ海近いんだ。買い逃してしまったものがなぜかヨドバシに行ったらあったので購入。
どう見てもこのボックスアートがやばい。
箱の中身は1970年頃の古いキットなのではという情報が出てきてたのだけど、あまり気にならなかった。
気にならなかった理由って色々あるんだけど、奥さんがずーっと昔にフランスで買った旧工場製のマジョレットのミニカーが色々と不完全なのに良いなって思えるから。黄色のボディに白いシート、ハンドル、むき出しの金属のシャーシ。それでもカッコいい。そもそもの車の良さもあるけど、これはこれとしてカッコいいバランス。
こういう、車が小さくなっておもちゃや模型になったときに、それらしく振る舞う感じって面白い。そこに作った人の狙いがあって。何をどうするかって。
今ほどできることは少ないだろうし、おもちゃだからガッツリ凝れないし。制限が面白くするってやつ。
肝心のキットは箱を開けると白、グレー、クリアの三種のプラスチック。タイヤはゴム状の素材。ボディとフロントガラスの枠だけ塗ればかなり良くなる気がしたので塗ったけど十分良くなった。
このエンジンむき出しなのとか良い。
ちょっといいハッピーセットみたいなおもちゃ感で。
シートとか黒くしないとなって思ったりしたんだけど、でも先のミニカーも内装白いし、なんとかなるような気がしてたけど、白くても全然良い。
あと色むらもOKにした。だって後ろのシートの隅が濃くなっていて、ボデイ表面の角の部分が薄くなって……という表情がめちゃくちゃ面白いんだもの。
並べるともう完璧な絆を形成します。素晴らしい。ナイス。
「至らないな」と思い、ついつい手をかけてしまうところをそのままにするには十分な組み合わせ。甘いディテールや適当な細部もそれで良い。だって本物じゃないもの。
だからこそ、色ムラを面白いと捉えられるし、そのままで良いかって思える。もっと力の入ったキットだと俺は負けちゃうもんな「ちゃんと作らないと」って。
こういうキットで模型作りの思わぬ面に触れてみるのも楽しいです。
今日の物販

ドイツレベル 1/32 フォルクスワーゲン バギー プラモデル 07682
- 出版社/メーカー: ドイツレベル(Revell)
- 発売日: 2017/04/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
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売り切れる前に買って、好きな色に塗りましょう。
私はタミヤアクリルミニの既製品ではこの色が一番好きです。