これはなんて言えばいいですかね。
このサイズ感で組み立てられるという観点からのジムニーの形の良さや、そのものが持ってる属性を深く感じざるを得ないというか。
ジムニーは思ったより小さかったり大きかったりする車だなといつも思います。それは秘めているパワーの割に小さいとか、軽自動車の割に大きいとかそういう話です。それで、アオシマの楽プラを作ると、大きいんですよね。思ったより大きい。
ただ、その大きさがG-SHOCK的なお手軽なタフさとバッチリ合ってて、カッコいいなって話です。お手軽なタフさって都市におけるGO OUT的なヘビーデューティであり、地方ではフツーに乗られているみたいなそういう感じです。
なので部屋に置いてると、ホントなんて言ったら良いんですかね。一味違う良いものが置いてある感じがするんですよ。山小屋とかに置いてあったらもっと良いでしょうね。ペンションとか、そういうところに。
それと作ってて感心したというか「あー俺はバカだったなー」って感じたのは、ハスラーのときにホイルシールを結構貼らなかったんです。
でも今回はなんか、貼った方が面白いんじゃないかってことで、ライト周りなんかを貼ったらこれもまた良い。簡易的なキラキラほど作る人を喜ばせるものは無いなとすら思いました。
フロントグリル周辺は丸いシールをポツポツ貼るだけで、全然変わる。塗っても良いんだけど、このホイルシールとプラのテクスチャのギャップが織りなすコントラストによって「なんだか違う素材のものが付いてるらしい」と目が感じることにどれだけ迫れるのかって思うとこれがまた面白い。面白いなとホントに思います。手を掛けてあげたという思いと、シールを貼っただけという気軽さはどちらも結果的に目を騙してプラモを豊かな置物に変えるのだから。
また、ジムニー自体がアオシマの楽プラのコンセプトと相性が良いですよね。ブロックを積み上げたような見た目でパーツのシンプルな色分けで「らしく」見せてきますし、重厚感を増してきます。
タミヤの1/48ミリタリーミニチュアのダイキャストシャーシってホントに昨日までピンとこなかったんですけど、これを作るとタミヤの人は戦車のプラモにその重さを見て、ダイキャストシャーシを搭載したのかと感心します。
ジムニーを重くしたいと、俺は昨日思いました。
今週の物販

青島文化教材社 1/32 ザ・スナップキットシリーズ スズキ ジムニー キネティックイエロー 塗装済みプラモデル 08-A
- 出版社/メーカー: 青島文化教材社(AOSHIMA)
- 発売日: 2019/11/13
- メディア: おもちゃ&ホビー
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青島文化教材社 1/32 ザ・スナップキットシリーズ スズキ ジムニー ジャングルグリーン 塗装済みプラモデル 08-B
- 出版社/メーカー: 青島文化教材社(AOSHIMA)
- 発売日: 2019/11/13
- メディア: おもちゃ&ホビー
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カラバリが今後増えるみたいですね。