Re:11colors

しばらく毎週月曜日更新(2022年7月現在)。革靴、模型、日常。

見えるとおかしい、見えないと普通な話。-模型二年-

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技術的な話はすこしわからないというか、やってみたいようなやってみたくないようなという話でもあるのですけど、例えば部屋に塗装ブースがあってエアブラシとかスプレーとか自由に使えると良いなーって思ったりします。

 

それって道具が実現してくれる模型の完成度の向上だよなと感じていて、話を大きくしていくと模型部屋があると良いよね、みたいな話になる。設備が成果を上げていくという話。では、道具があれば偉いのかというとそうはいかないというか、いってもらうと俺は困っちゃうし、同じプロ野球チームでも練習設備は微妙に異なるわけで、道具や設備を使うのは人間なので人間の方にも求められるものはある。

 

今回写真を上げているタミヤ 1/20 グランプリコレクション Honda RA272なんかは割とその辺がはっきりと出てくるプラモデルで、その辺てどの辺だよっていうとパーツの取り付け角度を決めてあげるみたいな話であって、何度も話しているような気がするんですけど、目の話なんですよね。設備の話ではなくて、人間の話。

 

Honda RA272でいうとタイヤのGOOD YEARのロゴが眩しいですよね。これを左右同じような見え方にするのか、前後はどうなのかなんていうのは、やっぱり目の話で道具云々の話ではないんですよね。ロゴの見え方を揃えてあげるっていうことはホイールへの取り付け方を揃える必要が出てくる。

 

そこでGOODとYEARの間の空白を基準に合わせてみてはどうかとか考え出す。そこまで細かくすることなのか?と言われてしまうと、私がRA272の関係者で組み立てに携わるのであればせめて、スタート前や納品時にはとびきりキレイにいてほしいと思うだろうなという気持ちがあるからとしか言いようがありませんが。

 

飛行機の主脚が垂直に立っていなかったりタイヤが主脚に対して歪んだ角度でついているのは、もしそれが実物だとしたら強度的に折れてしまいそうで怖いですね。実物はどうなんでしょうか。そして、実物に迫る「一瞬でも本物に見えたら」っていうのはなんなんでしょうか。

 

プラモデルは残酷な一面として課金ゲーみたいになるところがあります。どれだけ道具を持っているのかは結構大事で、これは仕方ないです。では、ということで使う道具を制限したところで、他の道具を使った経験は体に染み込まれているので元には戻らないんですよね。私も、タミヤセメントの角瓶の刷毛をニッパーで斜めに切り落としますが、これは最初の頃にはなかった発想。

 

私も模型の部屋があればとか、費やす時間がもっとあればとかよく思いますが、そこまでする必要があるのか?というといろんな楽しみ方があるので必ずしもそうでもないような気がします。ただ、目の話は時間や手間、設備がどうこうって話ではなく目が利くかどうかなので意識して作ってみると楽しい気がします。それだけでも良いものが作れるというか、その良し悪しに重きを置いて組み立てる楽しみ方です。

 

というのが模型を二年作った私の最近考えていることです。

 

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