Hot wheelsのオリジナルカー(架空の車)が欲しくなるときは疲れているときだと、勝手に思ってるが疲れてなくてもバリバリかっこよさを感じたのがmodrod。
Hot wheelsは俺にはわからん伝統的な文法に則りデザインされ、形になっているなと常々思う。
こういう形でありながら渋い色味なのが良いですよね。
車は本当にわからん分野の1つなのだけど、そういう、未知であるには余りにも広くて深くて、いろいろなことを知るには時間がかかり過ぎる世界だなとも思っていて、そういう意味ではこういうものがバンバン流通しててフツーに売り切れたりすることに関心すらしている。
「こういう形の車は派手なもの(だから苦手)」を「じゃあ渋くしたらどう?」と自分なりに手をかける以上に、うまくやるのはマジでHot Wheelsなどのミニカーメーカーに感心するところ。
気軽に真似をしよう。なんて全然言えないよ。
こいつらはこいつらの文化を持って、それでいてどういう形にして提出したら新しかったりイケたりするのかを考えてるんだから、その上っ面をなぞって「お手軽」とはなんとも言いにくい話。
そういや、原田修展を見たときもこのかわいさを、それっぽく抽出してなんとかするやついるんだろうなって思ったわ。
彼の描く男の子がボタンダウンにネクタイを合わせる意味を知ることのように、知って、形にしてようやく「ミニカー感覚で」って話したい。前はそうでもなかったけど、こうしてものすごくイケてるものを作ってる世界に触れてみたらそう思うようになった。