Re:11colors

毎週木曜日更新(2023年5月現在)。模型、日常。面白いことあれば他の日も

nippper 100万PV/月によせて

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私のブログは1ヶ月に1万程度読まれれば良い方で、そういう意味だとコミュニティFMみたいな規模だと思う。そんな私がその100倍の規模のnippperという模型メディアに寄稿させて頂いている。

 

文章は、多くの人に読んでもらえると気分が良い。文章に限らず自分が作ったものが誰かに褒められたり、共感を呼んだり、何かのきっかけになることは楽しい。まるで自分の声が、話したことが多くの人に届いたような感覚になる。そういう意味だと文学フリマで本を売ることはわかりやすいし、ブログのアクセス数も同じだ。

 

nippperに寄稿するというのは、なんていうか違うステージに立つようなことにも似ていると思う。規模のあるメディアに書くと、もちろん自分のブログよりも多くの人に見てもらえて反応もその分増えるんだけど、その反対側に「自分のブログでもこうであればな」と思ったりする自分もいる。

ただこの考えは少し間違ってる部分もあって、nippperは世界大会とか全国大会みたいなもので、やっぱりステージが違うのだ。そこに立つと全員がジョージ・クルーニーオーシャンズイレブンみたいな感じで他に書いている人がとにかく強い。

 

だからいつも以上に自分の力が試される。これは自分のメディアじゃなくてよそのメディアに書くことの良さだと思う。世界大会仕様の自分に言葉や視点がトランスフォームして少し違う文章が生まれて自分の知らない自分が出てくる。

 

周りと比べる必要なんてもちろんないんだけど、同じトラックを走るライバルみたいなもので、そこにあるのは自分を保つにしろ誰かの影響を受けるにしろ、誰かと同じところで文章を書くことの楽しさだと思う。そして、それが集まったときの力強さが眩しく何か新しいものが生まれ続ける予感がしてくる。

 

私はかつて幸服無限というフリーペーパーを大枚叩いて発行し続けていたが、そこにあったのは他人同士の人生が結びつく一つの星座だったと思う。私はそのときは星空を描く人であったが今は星の中の一つだ。他所のメディアに書くということは誰かの人生と交差するということだということが今、とても良くわかる。人の人生に自分が登場している感覚がある。私のブログやTwitterは知らなくてもnippperで私が書いた文章を読む人は沢山いる。

 

模型という星空で輝き、綺麗に彩る存在はもっとたくさんいても良い。仲間が増えたら、やっぱり楽しいし、たくさん楽しんだら自分の住処で自分の模型を作ったり、文章を書けば良い。

 

月100万PVという巨大なうねりのnippper、おめでとうございます。

 

nippper.com

 

↓模型はもれなく組み立ててブログにのります。

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