Re:11colors

だいたい木曜更新です。革靴、洋服、プラモデルなどものに触れて感じたことを書きます。文学フリマ東京に大体います。 お仕事お問い合わせは 4mens.shoes@gmail.com よろしくおねがいします。

にごり湯のようなスカイレイ

一年前にどうにも我慢ができなくなって初めて接着剤を使うプラモデルを買った。

それは、飛行機のプラモデルだった。

 

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このときに飛行機をいくつか作ったけど、今思うとスケールアヴィエーションの1,500円キット特集は良かったと思う。最近、じわじわとそれを感じる。

 

飛行機は銀色に塗ったら何でもかっこよくなるのではという話があって、たしかにそうだなと思いながらキットを2つ注文したのだけど、一つが箱を開けた瞬間に「あれ、これなんか良くないか?」と思って、本当はそれを銀にしたかったんだけどできなくなった。

成型色って難しい。俺が思うに「町中にあふれる慣れ親しんだ色でない成型色は安っぽくならない」というそれだけのことだと思うんだけど、それが難しい気がする。

 

ただ、あの開けた瞬間の「オイスターホワイト」と呼びたいクリーミーさを感じさせつつも軽くない白。あれ、すごい良かった。

 

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それと、何でしょうね。私は物の形を「四角い」「丸い」で大体分けていて、四角いものが好きなんですけど、タミヤのスカイレイに関しては「丸い」で正解だった。丸いジェット機。プロペラ機はメッサーシュミットという機種が自分の中では唯一「四角くて良い!」と思うのだけど、ジェット機は反対に四角い、鋭い機種はなんか違うようだった(今日、それが届いて作ったのだけど全然気に入らなくて途中でやめてしまった)。

 

あとは、ラリーカーのごとく派手になるデカールを貼るのも楽しかった。とにかく難しくて「裂ける」「定着しない」という、まぁ俺が貼るのが下手なのと家のドライヤーが奥さんのダイソンの風がめっちゃ強いやつで油断するとデカールが吹っ飛ぶっていうのがいけないんだけど、そういうちょっと大変なんだけど、貼ってみると「なんか良いじゃん」って思えるルックスになるのが楽しくてこういう楽しいことはまたしたいなと思ったりもした。

 

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出来上がったときの「わ、飛行機」って思える感じって、俺が苦手だと思ってた「ジェット機のいかにもな感じ」と正反対の感情で(だからプロペラ機はレトロな感じで好きだと思ったりもしている)、これはなんか、色は苦みがあってぬるい感じでとても良いし、シェイプは鋭さを持ったジェット機なのに細部の処理で印象は丸いから程よくマイルド。そrで、記憶の中にある、いっつも空を飛んでるような飛行機に繋がるようなシェイプに仕上がるんだろうなって思います。

 

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 写真は昨年頑張って作ったメッサーシュミット。引越し後、不注意で壊れてしまいサヨナラした。

 

私の欲しい物リスト

 

長いけど頑張った記事。

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今日の物販

 

  ピンバイス1mm必要です

 

 

 ……

 

 

 

引き絞られたボウガンのような危うい魅力、ソリッドなシェイプの完成度の高さ。バカみたいだけど「プロダクトとしてキレイ」だと思う。

 

 

家のミニカー NOREV RENAULT 4L

ミニカーは、車を手軽に楽しむ手段で、なんとなく良さげな物を置いておくと、割と落ち着いた、でも、楽しい部屋になる。

 

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また、暇なときとか、じーっと見てるには微妙なテレビなどを見ながら動かしても楽しい。

 

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ただ、注意が必要でトミカ(にも初回出荷は色違いだとか色々あるけど)などのようにいつでも手に入るようなものとそうでないものがある。

 

特に外国のものは気づいたらなくなるが、そこに車の市場の大きさとおもちゃの市場が掛け合わさった買う側の熱意を感じられるのも楽しい。また、オークションでも狙ったものが出にくかったりもするのでそこもまた、蒐集者として強い人達がいる分野のような気がしてゾクゾクする。

 

好き好きはあると思うが、私が一番好きなのはタイトルのNOREVというメーカーのものでフランスの会社のもの。大きさは3インチサイズというトミカサイズ。いつかフランスのおもちゃ屋に札束を握りしめて買いに行くだろう。

 

何が好きなのかはよくわからないけど、よくわからず買っても良い値段だし、場所もとらないのでいいと思う。片付け方はそれぞれだが、私は100円ショップでタッパーと仕切りを買って収納している。

 

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飾り方は色々あるが、大勢を一堂に並べるよりは、気に入ったものを2、3なんとなく置いておくのが一番「俺のコレクション」感が薄れるので良い。布を敷いたり、アクリルの透明の板に置いても良い。四角い皿の上も意外と良かった。

 

ちょっとだけ手間を掛けてじりっと、日常に寄せたものを、少しだけ、旬に合わせて。

あとはタッパーへ入れておく。

 

私の欲しい物リスト

 

いつも買うところ

www.minicar-ikeda.jp

 

今日の物販

 

 

トミカ №49 ヤマザキ・パントラック (箱)

トミカ №49 ヤマザキ・パントラック (箱)

 

 

 

 

トンボ ジャンボシール NO.3 抗菌加工 3.6L 27×20×高さ8.5cm

トンボ ジャンボシール NO.3 抗菌加工 3.6L 27×20×高さ8.5cm

 

 

 

釜石花巻盛岡

自分から行きたいと思って行く旅行は人生で初めてだったのだけど、とても面白かった。

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旅行を通じて思うことは、色々とあるんだけどこうして普段いる場所から遠く離れると人は興味関心のあるものばかりをよく見続けると気付いたりもした。

 

山は、ツールドフランスを見たからそのように見るし、車はカーモデルを作ってるからそのように見る。その興味関心と今いる場所を都合よく結びつける。特に車なんかはいわゆるSUVがめちゃくちゃ多く、ジムニーは年代問わずと言わんばかりにさまざまな車種を見かけたし、乗ってる人も老若男女ということで驚いた。ヘビーデューティなんて洋服のトレンドがあったが、都会でジムニーが走るのはそれに近いことなのかもしれない。

 

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最近は絵を描かないが、こう言った鮮烈な日差しを浴びた畑は光と影をよく写すし、さまざまなそれらがあることを容易に想像させる。ここで絵を描いたら良いものが描けそうだし、引っ越し前の家の暗さを思うと「だから俺は影も光も分からなかったんだな」なんて思ったりもする。それくらいにそれぞれは克明で、豊かな形を生み出している。

 

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トラス構造の橋は爆破解体の漫画を思い出させるし、後ろの製鉄所は煙を吐き続け情感が豊か。「このプラモないのかね」と話して妻がギョッとしていたが、それくらいに塊が生み出す煙は、塊のことをよく知りたいと思わせる良さがあった。

 

 

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帰りに寄った盛岡駅付近で見た東北電力の車の統一されたカラーリングも異なるそれぞれが同じ色であることの面白さが楽しい。ユニフォームみたいっすね。

 

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一番の目当てはミッフィー カフェかまいしで、限定のラガージャージを着たぬいぐるみなどここでしか買えないものを買ったのだけど、電車の接続の関係で片道7時間くらいで行くと思うとすごい話だ。

 

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泊まったのは、名門の鉛温泉「藤三旅館」ここがとにかく最高で白猿の湯という深さ120cmほどの風呂が特に良かった。風呂そのもののインパクトもさることながら建物も天井が非常に高く開放感があり、くだけた表現をするのなら「RPGで全快する泉」のような神聖さも兼ね備えているのが素晴らしい。

 

また、露天風呂や渓流側の部屋からは夜はホタルが見えるのが良かった。これはホタルの光り方を知ってるとよく見えるし部屋から見るときは窓越しに空を飛んでるそれを見た。ただ、これは「見えますよ!」と書くと宿側も大変だと思うので記載してないのだろう。とにかく一度わかると本当によく見える。

 

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旅行のいいところは本当にたくさんあるのだろうし旅に任せてゆるゆるりということもあるのが、本屋で思いがけない面白い本に出会うような感覚が自分の中では近かった。

 

岩手は本当に気に入ってしまったので、また行こうと思う。