Re:11colors

毎週木曜日更新です。

この季節のソフトシェル

あまりアウトドアアイテムを私服に取り入れるのは好きではなかったんだけど、いろいろとあって取り入れている。

フリースはニットの代わり。ソフトシェルは、会社の冷房の設定が私が快適だと思うものよりも低いことがほとんどなのでそれ用に。

 

着ていると、吸湿性とか通気性が汗などの不快感を和らげてくれていることがよく分かる。肌触りもサラサラしてて良い。この辺の機能性が風邪から私を守ってくれているように感じる。脱がなくても暑くはなくて、でも脱ぐと寒い。みたいな場面にそれを実感したなと思い出しながらこの記事を書いているんだけど、大体は最初に上げた吸湿性と通気性があるのがデカいと思う。着ていてジトッとしない。

 

だから「あーこれで暑いわって脱いで体調崩すパターンにならないってデカいなぁ」なんて思う。電車の冷房が効きすぎて寒いとか、反対にホームはとても暑いとかそういう異様な寒暖差にやられることは間々あるからこの快適さを体調を保つために使える! なんて私は本当に思うけど、単純に快適さが気に入って身につける人が多いのも分かる。ベタつかないし程よく通気するのだもの。

そりゃ流行るし、それを汲んで「街向けも想定したもの」なんてのが出ることもよく分かる。ただまぁ、楽だからってこればっかり着るのもなにか違う気がするんだけど。

 

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私はロゴが好きなのと、スウェーデンに少しだけ縁があるのでホグロフスを着ています。色とか、よくわからない左右非対称のパターンとか。そういうのが面白い。

 

 

とりあえず、かっこよく着ましょう。

雨の日の過ごし方における靴の話

今週のお題「雨の日の過ごし方」

 

雨の日は本当は家の中でダラダラしていたいのだけど、仕事がある以上そうはいかない。休みの日だって買い物に出たりする必要が出てきたり、どうしても遠出しないといけないこともあるから一日中部屋で過ごすにはそれなりの準備が必要で「ダラダラする準備をする」というのもおかしな話なので、何らかの形で外出することになる。

 

また、雨の日は人が普段集まるところは多少集客が落ち着いていたりして、それはそれで狙い目だったりするので(特に巨大な温泉施設、スーパー銭湯など)、一考に値する。

 

私はスニーカーを持っていないので雨の日でも革靴を履くことになるが、その場合は黒色で脱ぎ履きがしやすいものを履くようにしている。

 

黒はどんなに濡れても黒なのでそれ以外の色と違ってシミになることはなく、また白とも違って汚れが目立ちにくく、比較的良い状態を保つことが可能だ。

厚みのあるしっかりとしたものであったりすれば尚良い。ゴアテックスなどを内側に張ったものもあるが、私はそういったものはラインナップには加えないので選外。

この条件になんとなく当てはまるものを考えるとオイルドレザーと呼ばれる革に油分がたっぷりと含まれた革がそれに当たるのでそれを履くことが多くなる。

 

脱ぎ履きのしやすさは雨の日に帰宅し、玄関にいる自分から漂う悲壮感に関わる。

細々と紐を解くのも面倒だし、この悲壮感の前では踵が抜けにくいようなラストの工夫は却って面倒だ。また脱ぐときにも気を使わないと行けないという面倒さが私の心を蝕む。

この場合は思い切ってサイドゴアブーツだとかを選ぶのも良いんだろうけどそこまで足にバシッと合うサイドゴアブーツを雨にも対応させるのはなんだかもったいない気がするし、合わないそれを履くつもりはサラサラない。

 

こんなことを考えながら靴を選んでみて、私が履いていてこれは楽だと思うのはチロリアンシューズと、ワークブーツ

 

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特に短丈のブーツは非常に楽。靴べらは要らないし、それでも履き口は紐を十分にほどけばかなり広くなる。紐もワークブーツになってくると通す穴にハトメと呼ばれる金具が露出するデザインになっていて滑りの良いフープの中を紐が通り形になるのでかなり楽に広げることができる。力任せに紐をぐいっと引っ張れば、穴の何処かに引っかかることもなく、そのまま足をしっかり固定できるのも良い。

 

あとは、こういった靴はある程度ワイルドに使ったほうがかっこよくなったり、あるいは自分の中で愛着が湧きやすい気がする。決して快適ではない環境にも付いてきてくれる良さ。みたいな。

 

まぁ、一足試しに買ってみましょうよ。とはいつも思います。

 

昨日、本当に欲しいものは H TOKYO のハンカチだった

二週間くらい前から漠然とハンカチがほしいなと思っていて、それは既に持っているハンカチの肌触りになんかこう癒やされるというか、疲れを吸い取られているような感覚を覚えていたからだ。

私お気に入りのハンカチはH TOKYOの浮き輪のハンカチと、ミシンのハンカチ。他にも魚のハンカチもある。最初の2つは少し硬めで吸水性が良い感じ。魚のは、なめらかでプリントがキレイだ。そして、私が欲しいと思ったのは前者のものだった。

 

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H TOKYOのハンカチは縁の縫い方が好きだったり、柄の豊富さ(特に今回買ったペンギンのような昔っぽい単純で見ていて楽しいテキスタイルは最高だ)が好きで使っていたらますます好きになって最近は出番も増えていて、補充が必要になったというわけ。

直営店舗も普段の生活圏にあるので、そういう、ハンカチのような気軽に買いたいものが気軽に買えるところにある点もポイントだ。

また、接客はさっぱりしているけど、こちらの要望を聞いてくれたり、反対に提案をしてくれたりという商売のコミュニケーションは残っているのも気持ち良い。

 

そんなハンカチだけど丸の内のKITTEで先日見たときは少しフェアが行われていて、私が好きな様子の柄のものはいつもよりもうまく見つけられなかった。ただ、そこで綿麻のガーゼのハンカチを見つけたので、それは非常に印象が良かった。ちょっと、大人すぎるかなとはおもったけど。それと、イタリアの様子を刺繍で表現したものをプリントしたハンカチ。これも良かった。ただ、白いからなぁ。どうだろうな。と思いながらその日は帰宅した。

 

そして、昨日「今日はハンカチが欲しいな」とどういうわけか思った。早く会社を出てハンカチを買おうって。私は以前、甘いものを食べに食べたがどれも微妙に合わなくて、最終的に洋梨を食べたら心も体も満たされたことがあるが、その感覚に近いものがあった。靴でも時計でも服でもなく、ハンカチ。ハンカチ。ハンカチ……。

 

帰りに御徒町のパルコヤに寄ってold fashionedへ向かう。

ハンカチをこれとかこれとかこれとかこれとか……なんて頭の中で言いながらヒョイヒョイと手にとっては「いや待てよそもそもハンカチってのは……」などと考え込んだり「俺っぽいハンカチってなんだろう」とかわけのわからないことを考えたりしだした。

ただ、この辺の気持ちの動きを自分で見ていると結構面白い。

「あ、魚のエンブロイダリー。良いな。あ、でもこの薄いチェックがなぁ」

とか

「猫のシルエットの良いな。でも猫は好きだけど猫グッズが好き家と言われると違うし……」

とか。自分が何が好きで何がそうでないのかを小さく確認していく作業を続けていくというか。なんでこんなにハンカチに悩んでいるのかはよくわからないけど。

 

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結局買ったのは三枚。

 

ペンギン柄は見つけた瞬間に手にとった。たしかアメリカの生地のラインだったかな。このラインは好きで見ていて楽しい柄が多く、なおかつ自分らしいものを見つけることができたり、派手だけど落ち着いてるものとかそういうものがよく見つかる。

残りは、丸の内で頭に残っていたものと同じ。

イタリア、ナポリ柄はピザが好きな私にはぴったりだなって思い直したのと、端に描いてあるマカロニが気に入ったからだ。

ガーゼのハンカチは最後まで他のものと悩んだ。柄が大人過ぎる気がしたのだ。でも、それよりを差し置いてこのハンカチは洗っていくとどうなるんだ? という好奇心が勝った。加えて新品の状態でもかなり好感の持てる肌触り。まだ知らない質感を買おう。

 

こんな感じで「三枚も、買ってしまった!!」とホクホクした気分でお会計をして、リュックに仕舞い、帰る。

他のフロアも見ようと思い、エスカレーターで気になる店に行くがそれでも「あー、これ」とはならない。精神的にかなり満たされている。

 

「さぁ、帰ろう」

 

と素直に思いながら帰る。本当に欲しいものをジャストで買えたときの嬉しさ。

久しぶりに味わいました。