Re:11colors

毎週水曜更新(2021年9月現在)。革靴、模型、日常。

最も優雅なプラモ趣味を知りたいのなら -スケールアヴィエーションを読んで-

ファッションに長らくはまっていると思うが、ファッション雑誌から顔を背けるのはかなり早かったと思う。私服の高校で外見に関わる校則は一切なし。入学式を終え、週が明けるたびに、数人ずつ髪の毛が明るくなる。私も例に漏れず茶色くして、私もみんなも毎…

言葉にならない良いものたち

「あなたが部屋に置いている飾り棚のどこに良いと感じているのかとか、そういう身の回りものの良し悪しのジャッジとプラモデルの良し悪しのジャッジは絶対どこかで繋がっている」 と言われてからこれは俺の宿題になった。 どこが良いと思っているのかという…

プラモの多様性が観測され、さらに多様になっていく中で

「河合克敏」という漫画家がいて私はその人の作品が大好きだ。柔道漫画の帯をギュッとね!、競艇を題材にしたモンキーターン、書道の世界を全体的に触れられる、とめはねっ!と主要な作品を読んだわけだけど、特にとめはねっ!以外の2作は中学生の頃に読んだ…

違いを見つける楽しみに触れる「Armor Modeling 11月号」

違いを見つける楽しみというは、キノコだとか野草だとかを食べるときに「これは毒があるのかないのか?」を判断することから端を発する、生存における必要な感覚だと聞いたことがある。 つまり、見分けがつくことは有利になるという話で、大人数のアイドルグ…

最適化で失われる対応力について ゆとりの法則

この本の特徴は語の再定義と明文化だと思う。 比較的労働時間中に余裕のあるスタッフはすぐに仕事に対応できるなんて話が序盤のハイライト。つまり、ゆとりが対応力を生み、それが柔軟性につながるという話。 対して全員が忙しく業務に取り組んでいる場合は…

問題と取っ組み合う書籍「ライト、ついていますか」

まずこの本の読むコツを書く。自分に当て嵌めて読むということだ。日々の暮らしや仕事、学生なら授業などの自分の生活と照らし合わせながら読むことをお勧めする。 というのも、この本は翻訳にクセがある。これをどう判断するのかは難しい。1987年刊行の本の…

レンズの中の多様性

「模型を写真に撮る」という行為はこのSNS全盛の2020年においてまったくもって普通の行為になった。Twitter、Instagram、facebookと既に用意された川に笹舟を流すように、そしてそれを眺めるように当然のように写真を見ることができる。 その中には、作業場…

拝啓、スケールアヴィエーション

スケールアヴィエーションという雑誌があって、これは飛行機模型の専門誌だ。模型を作り始めるきっかけの一つとなった雑誌で、何が良いってレイアウトが綺麗なこと。それと、最新号なんかを見ていてようやく気付いたんだけども飛行機って綺麗だ。これは戦車…

プラモデルを作る前に読むと良いかもしれない、プラモデルに全然関係のない本

プラモデルを作る前に読むと良いかもしれない本の話です。

靴の絵の描き方について

今日は靴の絵の描き方について書いてみようと思います。 私が描くときはあんまり「中に足が入るから、足のことを考えて描く」ということは意識しません。理由は私がすでに革靴をたくさん持っているからというのもありますが、「実際にそれを考えていればOK」…

絵を描き続けることで〜デッサンの55の秘訣〜

デッサンの55の秘訣。第二章を読んで絵を描いていて気づいた話です。

「山と渓谷」と文芸同人誌制作のレイアウト

私は以前、小さなデザイン事務所にいて数年間レイアウトを主に携わっていたのだけれども ・扱うものが堅い ・事務所内で「OK」とされるデザインが割りと古式ゆかしいものだった ・提供される素材があまりカッコの良いものがなかった という状態で、なかなか…

靴の絵と「ペンで描く スケッチから精密描写まで」

見え方と描き方の話なのかなと思ったり。 休みの日に数時間読み進めている「ペンで描く」いろいろなことに注意深くフォローがなされていて、そういったことが厳しくも優しい本だという印象を深め、作者自身に興味が湧いてくる面白い本だ。 ペンで描く 作者: …

「コミックマーケット92」評論島で買い物

友人と休みが合ったので「行ってみるか」とコミックマーケット92、夏コミへ行ってきた。私自身が春の文学フリマにて評論ジャンルに出店したこともあって同じジャンルの人たちが何を出しているかに興味がすごく沸いたのでさらに規模が大きいコミックマーケッ…

「2017年にやりたいこと」

目標を立てましょう。 2016年に目標を立てか定かではないが、今年は目標を立てようと思います。 ・絵の練習 ・文フリ新刊(春・秋) ・靴は注文靴オンリー ・ワードローブ世代交代 ・文筆業 絵の練習に関しては継続していて思うところはいくつかありますが、…

書評:田宮模型の仕事

「田宮模型の仕事」を読んだ。 社長の田宮俊作氏が創業当時から今までを振り返る形で進む本で、どういった経緯でプラモデルを作るようになったのかやミニ四駆ブームなどを題材にした読んでいて非常に心温まる本だ。 この本を読んでいると胸がいっぱいになる…

編集デザインと俺

「もう、自分の好きなことだけやろう」 なんて諦めのような大人への反逆の誓いのようなものを頭の中で沸々と煮え繰り返してたのは三年以上前。「もう辞めるわ」とドアを開けた瞬間に退職を決心した次の日だった。帰りの電車(といっても10:30とかそこらだ)…