Re:11colors

毎週水曜更新(2021年9月現在)。革靴、模型、日常。

模型

塗装日記 10/9、10/17 -ヌギカケガール-

サイトウヒール氏が手がけるLOVELOVEGARDENシリーズだけども、ヌギカケガールは塗装の対象として一番面白いと思う。少し上がった腕に、ダボっとしたツナギ。サイドからの光を浴びると露骨に明暗がつく。その辺を観察しながら塗る。今回はその明暗がくっきり…

塗装日記10/2

フィギュア塗装をずっとやっているし、ここ一ヶ月くらいで嘘みたいに上手くなっているけど、こんなのは成長期みたいなものでいずれ壁にぶつかるというか、一歩一歩の階段がきつくなってくる時期が来ると思う。が、毎日骨が音を立てて背が伸びるような感覚が…

俺、楽しませる為、罠仕掛ける

俺はコンテストに強いところがあって、専門学校のころは3回、社会人なってからも2回表彰を受けている。今回で3回目か。「自慢かよ」とか「すごいな」なんて思うかもしれないが、まぁ待ってほしい。 俺は最優秀賞みたいなのがいつも取れない。 理由は簡単で、…

何度でもミリタリーミニチュア

意識して色々なプラモデルを作ろうと思っていて、模型売り場をうろちょろすることも増えた。前はスケールモデル一辺倒っていう感じで他の売り場は見なかったけど、最近はキャラクターモデルも見るし買ってみようかなと思うこともあるし買うこともある。ポケ…

タンポポ/KREVA feat. ZORNにnippperの未来を見る

地続きで体験し続けているカルチャーの一つに日本のHIPHOPがある。中学生の頃にKICK THE CAN CREWやRIPSLYMEが売れたりしてHIPHOPは一気に、それこそただの中学生の俺にまで届くようなものになった。それに映画「凶気の桜」(見てないけど)なんかでアングラ…

塗装日記 2021 9/4〜9/18

私の友達が以前「コンサバファッションといってもコンサバの中に流行り廃りがある」みたいな話をしていて確かにそうだなと思ったことがある。言葉はある範囲を規定することがあるが、それゆえにその奥が見えなくなることがあるなと感じた出来事だった。私の…

6本の弦が鳴っているだけ

最近はプラモが上手い。上手くなっているなと自分でも思う。 「伸びている」というやつだ。ただ、それを見て「俺は下手なままだな」と思う人がいたりすると結構しんどい。とはいうものの、本当に上手くなったかどうかについてとか、上手くなる意味、そもそも…

夏休みの宿題 タミヤ 1/35ドイツ歩兵セット(大戦中期)

プラモデルを始めてTwitterのアカウントもそういう方向にシフトしはじめた頃に「ああ、この人には勝てないな」と思った人がいて、その人にだけは割と早い段階で白旗を揚げた。 他の人とはどうなのか?といわれると、勝負しているわけではないし喧嘩をふっか…

ところで本物って何

最近はフィギュアを塗るのが楽しくて、よく塗っている。 完成品の大きさが小さかったりメインで使う塗料をファレホという水性塗料に代えてからは準備も気軽になったりして取り組みやすくなったという機能面と、フィギュアは乗り物と違って実物と似ているか否…

拝啓、ICM

模型趣味を始めた割と早い段階で「どうにもこれは本物っぽいものを作ることを競い合う遊びらしい」という理解をした。いろいろなものを見ても一様にリアルな表現を追い求めているように見えたし「リアル」という言葉に支えられながらいろいろな道具を使って…

群衆からひと摑み。モーブズを塗る。

連休中にモーブズを塗っていたのだけど割と気分が良く、仕上がりも満足。 部屋に置いていても程よく馴染むのは、名前の由来である「モブ(群衆)」を切り取ったキャラクターの雰囲気だからだろうか。デザインは落ち着いていてプレーン。 性別の設定があるけ…

モーブズ、個人が「かわいい」を複製しているという面白さ

模型を作りすぎたのか、最近は会社で資料を印刷するだとかコピーを取るとかそういうことをしているとプリンタから大量に出てくる「複製品」にゾクゾクする。デザインしたものとかが延々と出ていると「おお、これはなんか、プラモ的では……」なんて思ったりす…

何者でもない者の声

「はてなインターネット文学賞に応募しよう」と思ってブロガーが推薦する記事をざっくり読んだ。そこには「これってインターネット文学だよね」という話が載っていてどれも興味深かった。まさにインターネットが持つ面白さについて触れているし、ある意味で…

ミニチュア塗装を教わってきた日

塗装を教わるという経験をしてきた。先生は私がプラモデルをはじめた結構最初の頃に「あ、この人は単純に俺より全てがうまい」と感じた人で、身近な目標っていうとあれだけど「こういうものを作りたい」というものを作成する方だ。 ミニチュア塗装というわけ…

Plamo(del)death by heat gun

インナーゲームというテニスのメンタルトレーニングの名著があるのですが、この本は禅や瞑想のようなものとは違うアプローチで心と身体のコンディションを一致させ最大限のパフォーマンスを発揮しようという本です。 本を読んで、実践してみると大なり小なり…

コーヒーにミルクを垂らすような変化を傑作機で起こす

タミヤの傑作機シリーズの良いところは、その名前にあるのではないか。何を作っても、部屋に飾っても恥ずかしくないものを取り揃えていると信じさせてくれる良さがあると言うか。 プラモデルを部屋に飾ることがどう受け入れられるかはさておき、飛行機を飾る…

そっと声をかけるように、お勧めしたい

気軽に外出ができなくなってしばらくたつけど、僕らの生活はだいぶ変わったのではないかと思う。北欧の家具のデザインが秀逸なのは冬が長く外に出られないからだという話を聞いた。スウェーデンのバンド、Cloud Berry Jamの「外に出る時間が貴重であるかのよ…

何がプラモを作らせるのか

野球を中学校までやっていたのだけど、ボールを投げるのが楽しいとか­そういう根源的なものとは別に個々がおのずと自分の役割を自覚してそれにふさわしく振舞うのが面白いなと思っていた。 例えば僕はピッチャーと外野をやっていたのだけどコントロールがよ…

綿100%の生地が古くないように、旧キットはクラシック。

休みの朝に目が覚めて、このままだと二度寝してしまいそうだからとやや無理やり身なりを整える。最近はジーンズに飽きてきたので軍パンに足を通して、Tシャツを着る。午前中に用事を済まそうということでそのまま駅へ向かう。電車の中で寝てしまえばいいやと…

レジンフィギュアの話、そして今週は短めです

最近はレジンフィギュアにはまっています。 大抵は原型師の名前が明らかになっているので、作家から物を買うような感覚を覚えられるのがよい。私は縁があってサイトウヒール氏のフィギュアを飾っていますが、手に入りやすいレジンフィギュアの中ではストリー…

俺は白いシャツは着ない

アイアンシェフって一瞬で終わった料理の鉄人のリニューアル版の番組で、鉄人すらも舌を巻く天才的な才能を持つがズボラな生活で料理人としては大したものだが料理店の経営者としてはマズい。みたいなチャレンジャーが出てきたことがあって、彼がチェックの…

麗しの塗装体験。俺はミリタリーキューティーズをべた褒めする

プラマックス ミニマムファクトリー ミリタリーキューティーズってほんと傑作だと思っていて、メイクアップエディションっていう成型色が肌色一色のキットはさらにすごいと思う。というのも非常に塗装がしやすい。まさかキットやモチーフによって塗装のしや…

少しだけタミヤアクリルで人の顔が塗りたい俺のまとめ

プラモデルにおいて人の顔が塗りたい!と思うことがある。 塗り方も沢山あるし、最近では手法も確立されているので、その通りに行うと結構うまくいく予感がする。なのでこの記事は「フィギュア塗装の本を買いましょう」で終わってしまう話なのでそれはそれで…

作業着グレーともし名付けたら

数年前にほとんどカメラみたいなスマホがあったと思うし、タブレットPCもタブレットなのかPCなのかよくわからないし、お店に立ってるときにパソコンが壊れて新しいパソコンが支給されて1年後ぐらいに画面の角度を調整したときにたまたま液晶に手が触れたらフ…

最も優雅なプラモ趣味を知りたいのなら -スケールアヴィエーションを読んで-

ファッションに長らくはまっていると思うが、ファッション雑誌から顔を背けるのはかなり早かったと思う。私服の高校で外見に関わる校則は一切なし。入学式を終え、週が明けるたびに、数人ずつ髪の毛が明るくなる。私も例に漏れず茶色くして、私もみんなも毎…

君が色を見つけたときに

プラモデル作りというのは不思議なもので「プラモデル作ってるんだ」と話をすると色を塗るものだと割りと思われるので、色を塗らない完成品を見せると「色は塗らないんですか?」と聞かれる。とはいうものの、大抵の場合は箱の中のものだけで完結させるには…

忘れられたり、見過ごされそうな「買う」に注目してみる。

企画を立てるという行為を分割すると「考える」「選ぶ」「形にする」だという話がある。それぞれを全部やるのは大変だけど部分的にトレーニングを行うと比較的楽。 その中でも特に楽なのは「考える」だという。 なぜなら場所も道具も必要とせずいつでもどこ…

「飛ぶを感じる」エアロベースのライトプレーン

飛行機のプラモデルを作って、飛行機が好きになってきて「飛行機ってなんだろうな」と考えたりする日が続いて、ただそういう意味だと実際に飛行機を見たら「飛行機のことが嫌いになっちゃうかもしれないのでこれくらいの距離感でもいいのかな」という乙女な…

おうち時間にサウナで風穴。日本橋三越の「MITSUKOSHI SAUNA CLUB」

「面白いことないかね」というのは退屈な人類が発する第一声として殿堂入りしてるかと思いますが、面白いことをやってるのを探すのも面倒だったりするともうダメ。疲れている証拠です。とはいうもののこの世の中、スマートフォンをひらけば興味関心のあるも…

言葉にならない良いものたち

「あなたが部屋に置いている飾り棚のどこに良いと感じているのかとか、そういう身の回りものの良し悪しのジャッジとプラモデルの良し悪しのジャッジは絶対どこかで繋がっている」 と言われてからこれは俺の宿題になった。 どこが良いと思っているのかという…