Re:11colors

毎週木曜日更新(2023年5月現在)。模型、日常。面白いことあれば他の日も

思ったことについて

わからない期間は、長い目で見ると希少なので大事に取り扱っているという話

英語で書かれたハードカバーの本にシュリンクがかかっている。「良ければ内容に関して解説しましょうか?」といつも仲良くしてくれる人が、気さくに声をかけてくれる。それでも、反射的に「すみません、家でじっくり読んでみたいです」と言ってしまった。申…

Necromundaのギャング達は、時計のように数で部屋を占領してくる。

G-SHOCK、TIMEX、Q&Q、GRAND SEIKO、DAMASKO、アンティーク。時計が本棚の一角や飾り棚などに無造作に置いてある。数が増えたなぁと思いつつも、新しい時計の情報をシャットダウンすることはできないし「これで終わり!」なんていうことも難しいだろう。 男…

necromundaデビューを果たした日

ネクロムンダというミニチュアゲームにおいて自分の操るギャングを理解するというのは個人的な領域であって、その理解の形は様々だし、深さも異なる。一回のゲームを通じて、何かを学ぶこと、理解することの面白さの本質に触れるような体験をした。 ネクロム…

ポケプラは聖なるプラモかもしれないという話

そもそもターゲット層が既存のプラモデルの中ではかなり若く設定されているのがポケモンのプラモデルだと思っていて、そのせいか、いわゆるモデラ―の興味の範囲外なのかなと思ったりもする。 ポケプラってマジで面白くて「似てない」みたいな話ほとんど出な…

今まで会った人を思い出すのが日常劇の面白さかも ♯QのセルフカバーVol.1を見てきた

頑固かつ急に拗ねるムーブにかつて付き合っていた人のことを思い出し、マスクの下で顔を引きつらせた。♯Qという演劇をやるチームの「セルフカバーVol.1」という芝居を見ていたら急に俺に流れた知らない感情を注入される不思議な時間。 芝居を見るといっても…

necromundaのオーロック家は「大人しいのが良い」と思ったくせに、最後は無難な頭をもぎ取ってしまった

特定の分野とうまく付き合えるかどうかってやってみないとわからないことが多い。とはいうものの「本質!」みたいなものをいきなり摂取するとあまりの濃さに胃もたれすることもある。 ウォーハンマーのプラモデルって自分にとってはまさにそれで、あのガチガ…

誕生日

なんと今日は誕生日だ。 誕生日が人生最悪の日になるというめちゃくちゃなマイナス修正を数年前に食らってしまったので誕生日になるとそのことを思い出す。ここ数日なんてロクに眠れないし。ただ、そうなってしまって以降という形での人生を振り返ることがで…

2023年9月14日の日記

前日に起こったことが、今日に影響があるという1日だった。 提示された納期では絶対間に合わない仕事が一個ある。判断材料のために、工数を関係者と相談したところざっと5週間はかかる計算だったので、本来提示されている納期には到底間に合わないことを昨日…

ふんわりと私を愛でてくれ -わたしがブログを書く理由-

はてなブログには10年くらいお世話になっているが、いくつかの記事を非公開にしている。私のブログは週に1回のペースで更新をしているので、パソコンからアクセスしてみてカレンダーで歯抜けになっているところがあれば、そこはかつて記事があったところだ。…

真夏の横浜スタジアムへ行ってきた

いや、なんていうか横浜スタジアムの前の方の内野席って勾配が緩いのと席同士の感覚が近い。内野指定席S+はそんな感じ。 これは、スタジアムの収容人数を増やすとか、後ろの人も試合の様子がある程度見えるようにする工夫だと思う。S+の良いところは選手が…

手紙を書く葛藤について。「赤を張って、ブルー」を観に行った。

「ウケるのは大事だよな!」 これは「赤を張って、ブルー」という4つの短編からなる演劇の最終話「青」で出てくるセリフだ。といっても台本がないので、正確な表記ではないと思う。登場人物の一人である栗山 小鳥さんがこの一言を放っていた。 何においてウ…

夏の日陰の涼しさが、テーブルクロスの気分を作る

飯を食った後にスーパーマーケットで食材を買おうとするとどうにも食指が伸びず、なんだかよくわからないものを買ってしまう。「〇〇が気分」というフレーズがあるが、腹が満たされた状態は「食材を買う気分」ではないのだろう。 今年はとにかく暑い。なので…

まとまった休みに無理矢理本を読む。パワー読書について

具合を悪くしながら本を読むというのが読書体験としてどうなのかはさておき、まとまった休みの期間に「パワー読書」を私は行う。 パワー読書とは読むのに時間がかかりそうな本を、無理矢理読み切ってしまうという行為だ。無理矢理というのは「気合で」という…

俺は今楽しい塗り方でモーブズを塗る

モーブズって湯口が2ミリくらい残るようにニッパーでバチンと切った後に#120くらいのスポンジヤスリでザクザク形を整えて、#240、#400って番手を細かくして表面をきれいにする。そんな最初の工程が結構楽しい。 で、真っ白な状態だとあまり気づかないのが荒…

今週は暑さのためお休みです

暑いね。 最近はこんな写真ですら、自分の思うような順番で出せることにブログを構える良さを感じています。雑多でも良いし。 それではまた来週。

どこでチケットが貰えるかよく分からずに、都市対抗野球を見に行った話

まず「チケットをどこでもらうかわからない」これはほぼ無いといっていいと思う。 都市対抗野球の会場になる東京ドームの正面、22番ゲートのそばに結構デカ目なブースがあるからだ。ちなみに私は行くまでめっちゃ不安でした。 私が見に行った準々決勝の1試合…

元気な夏

めちゃくちゃ暑いな……。と思いながら夏を過ごしている。ただ、今年は数年ぶりの元気ということで、もれなく元気な俺に会える特典付きと言いたいところだけど、そもそも社交性があるタイプではないので、早いうちに会うと良いと思う。仕事中だって、電池が切…

勉強のご褒美は、 一生手に入らないと思ってたもの

店員時代に経験したことって人生においてかなり衝撃だったので、今の会社でもその話をすることが多い。接客業の面白いところは誰でもできるところだ。正確に言うと、誰でも出来るように見えるところだ。そして、そこに勉強の余地がかなりある。なので、話し…

芝居の分からない俺と荒野に立つ男性。ココノイエノシュジンハビョウキデスを見た

「以上で終了です。アンケートなどはありませんが、SNSなどで感想を書いていただければ」屋代さんがそう言って、日本のラジオが演じる「ココノイエノシュジンハビョウキデス」は終わった。屋代さんは、演劇の概要に「作・演出 屋代秀樹」と書かれている男性…

朝、プラモと植物が並ぶ台所にて

プラモが枯れるとしたら、俺はそれでもプラモデルを作るだろうか。なんて思ったけど、作るだろうな。 朝起きて、ダラダラと部屋の様子を観察する。そうすると、部屋にはいろんなものが置かれていることに気づく。最近、植物を一個追加した。余計なものをつい…

天気を伝えて全国をめぐる。江川清音さんのウェザーニュースアップデートがすごかった。

いつも作業中に流しっぱなしで見ているウェザーニュースライブのキャスターの江川清音さんが土曜日に産休を取られるので出演の最終日を迎えた。 全国の天気を伝えるコーナーである、ウェザーニュースアップデートでの江川さんのパフォーマンスは圧巻の一言だ…

ラジオのように書き出してもよい -DW5900をつけたり商談に出たり-

あんまり選択肢に入っていなかったんだけども、Wasted Youthとのコラボレーションモデルの青いボディに白い文字盤という組み合わせにぐっと来て手に入れたDW5900。 三つ目の目盛りがポチポチと増えたり減ったりするのが見ていてとても面白くて、子供の頃に病…

作ると殴るは似ているのかも フィットボクシング2が続いている

フィットボクシング2のマジで面白いところってゲームをクリアすることが目標じゃなくて、痩せたり体力を付けたり、体調を管理することが目標なところなんですよね。だから、すべての動きでJUST!ってベストの判定をとることが必ずしも大事ではないという。 …

楽しい分割、消したい分割 PLAMAX Naked Angel 1/20 あおいれな

くしゃくしゃになったなんだかわからないパーツは脱ぎかけの水着(!)なのです。実際こんな風景に出くわしたことがあるかどうかはさておき、この瞬間で止まっている布を手にする機会は早々ないでしょう。というわけで、頭の中でも意味のわからない部分が知…

編集された空間を認識することについて ART in MUSIC 「POINT OF JAZZ」

BLUE NOTEのレコードジャケットなんて目に穴が空くほど見たよ。ただ、それがどう飾られているかなんて気にかけたことがなかった。 今日は京橋の「BAG-Brillia Art Gallery-/東京建物」へ行った。ART in MUSIC 「POINT OF JAZZ」という展示でTwitterでフォロ…

もっとデカイやつで知りたいことがあったので。JoyToy 1/18  Adepta Sororitas Battle Sister Sister Ludwenna

レビューを調べても何も出てこないときに、俺は検索サービスの代わりをしているのではないかという錯覚に陥る。見つからないなら、代わりに探してやろうって。 そんなことをしている暇があったら、買ってしまえ。というのが大人のストロングスタイルである。…

俺が思っているよりも世界は未知数だから、漫画を貸し借りする日が20年ぶりにやってきた

ダンピアのおいしい冒険という漫画を借りた。そう、借りたのだ。ウィリアム・ダンピアという人物が私掠船に乗り世界を旅する中で残した書物の中でも、特に食べ物に焦点を当てて描かれた漫画で、そこから大航海時代(であってる?)のイギリス、スペインを中…

2023年、シティボーイの旅

2012年に「シティボーイ」というキャッチコピーを掲げて、ファッション雑誌のPOPEYEはリニューアルされた。これは映画の端に映っている人物とか、NHKのテレビ番組である「世界ふれあい街歩き」のわきに映っているような人々の服装をすくい上げてファッション…

普通で特別なことをしに旅行に行く

どうにも疲れていて、旅行にでも行くかと思った。気分転換が必要だ。 なんて思った矢先にTwitterでフォローしている人が、ぷらっと旅行へ行ってしまった。仙台から山形の方へ行って帰ってくるという旅を突如計画し、十分に楽しんで帰ってきた様子をタイムラ…

演劇って残らないのが俺にとっては良いっぽい。 ザ・フラジャイル レフトチームを見に行った。

もう1回見たいなって思ったとしても、それは翌日とか、翌々日に見に行かないと難しいことが多い。人が集まって何かをやるってこういうことなんだって思う。 昨年夏くらいから、演劇を見に行く日がポツポツある。3ヶ月に一辺くらいのペースだろうか。今回は「…