Re:11colors

毎週木曜更新(2021年1月現在)。革靴、模型、日常。

思ったことについて

作った後の15分くらいは詩人になれる

父に「書け」と言われて当時野球少年だった私は、試合後の反省ノートみたいなのを書くことになった。今はどうかわからないけど20年前の少年野球というのはピッチャーが2人いれば地域内では敵無しというか、強いチームだったのだけど僕のいたチームは3人。中…

俺のプラモが始まった日とかっこよくありたいという話

ラッパーなんかはたまに楽曲やフリースタイルで「あの頃のアレにやられた」みたいな話をして自分のHIPHOPライフのルーツを語るんだけど、なんかそれがかっこよくて、いいなって思う。あの人たちは口では散々「オリジナル」というが、その傍らで、何に影響を…

ドボン、プラモデルって引き算できないよね

前の会社にいるときに、取り扱う商材だとか取り組む仕事に対して「やりすぎはダメ」という話をよくしました。 すぐわかる3年目がいるかと思いきや、全く分からない5年目とかがいるので面白いものだなと思ったことがあります。大体こういう話をして理解がこん…

今日がお前の命日だ

今日は私の父親の命日だ。2012年の今日、肝臓がんで息を引き取ったが、私が生まれ物心がつく頃から高校生になる00年代の初頭まではずっと革靴を作っている人であった。 私はブラック企業で働いてしまい、大人になったのに結婚も、彼女も見せてやることができ…

Making nippper 超具体的とかいう打楽器

石井ゆかりって占い師がいるのだけど彼女はライターとして文章力を上げるために継続的に書き続ける必要性を感じ、毎日書ける題材として占いを選んだ。彼女のサイト名が「筋トレ」なのは文章は筋トレのように継続することで培うことができる部分があるという…

素敵な置物

生活が雑だからか、ポンっといろいろなものを適当なところに置いてしまう。 一時期は物をだいぶ減らして殺風景に暮らしていてそのときは、どこに置こうがどうってことなかったけど今はそうでもない。ただ、ポンっと置いたもの同士が居合わせている姿を見て面…

もうとっくに降りているかもしれなかったのに

スーツを着る仕事について暫く経つが、驚くべきスピードで私服に対する興味みたいなのが失われているのがわかる。 スーツも私服もファッションではあるが、私服でのファッションというのは私はとっくに降りてしまったように思えた。スーツの方はというと過去…

トライする心がある限り

久しぶりに飛行機のプラモデルを塗装するところまで仕上げたのだけど、楽しかった。 プラモデル趣味の良いところは積み重ねが反映されやすいところと参入価格の安さだと思う。何をどう作っても良いし、失敗したらまた買えば良い。 「失敗したらまた買えば良…

サワムラーと俺

サワムラーのぬいぐるみを手に入れた。 ちなみに俺はサワムラーのことはまぁまぁ好きだ。 子供の頃はサワムラーにかくとうタイプのわざと、ヨガのポーズ、そしてビックリウェポンのどくどくを覚えさせて使っていた。 ストイックな見た目はおよそポケモンとは…

プラモの多様性が観測され、さらに多様になっていく中で

「河合克敏」という漫画家がいて私はその人の作品が大好きだ。柔道漫画の帯をギュッとね!、競艇を題材にしたモンキーターン、書道の世界を全体的に触れられる、とめはねっ!と主要な作品を読んだわけだけど、特にとめはねっ!以外の2作は中学生の頃に読んだ…

隠れている文芸を見つけたい

私は今、nippperというプラモデルのWEBメディアに寄稿していてかなり文芸的なものを載せている(と思ってる)。 nippper.com プラモデルというのは調べてみるとわかるが、大抵は制作過程をレシピサイト的に追ったものや、プラモデルそのものの紹介やモチーフ…

この愛おしき小さなものたち  銘菓 ミニチュアコレクションに寄せて

ミニチュアというやつは悲しいかな、可愛いだけで、実用面ではなんの役にも立たないものが多い。ミニチュアを集めたり、作ったりしているとそういうことに割と気づく。 ガチャガチャを一回回した帰り道にスーパーに寄って、冷蔵庫の中から無くなっていた牛乳…

Making nippper 調べないし、説明しない

調べないし説明しないというのは一つの書き方の話で、トリッキーな遊び方、のようで自分の頭の中に何が入っているのか?を表現する少しバトルエッセイ的な部分も出てくるので面白い(バトルエッセイってなんでしょう)。 実際には目に入ったものを描写して言…

Hallmarkの便箋に手紙を書こう

たまにものをいただく方がいて、箱の中に一筆箋が入っていることがあったりして、僕なんかはそういうものを持っていないから「大人だな」なんて思ったりしたものの、僕もいい感じに大人なわけでそういうものが欲しいなとぼんやり考えていた。 最近は手紙を書…

ホワイト企業で暇な俺は燃えない炎を心に宿す

今の会社は多分、ホワイト企業だ。 所定労働時間は7.5時間。残業代も出る。そして、まだしたことないけど月40時間以上の残業は禁止。勤怠管理にアラートが出て上司に報告が行く。俺の月の残業時間は5時間もないと思う。 前の会社は所定労働時間に加えて掃除…

あらゆる時計が欲しくなる

最近は時計が欲しくて、その理由のいくつかは模型にあると思う。 飛行機を作ればパイロットウォッチ、レーシングカーを作ればレーシングウォッチ。しまってある艦船模型に目が行けばダイバーズウォッチ。それぞれを考えると、すべてを統べる存在としてROLEX…

言葉にすることは言葉にしないこと

昨日は1日書けて友達の事業の文章作成をした。 気をつけたのは、言葉が彼の作る素材や作品を蓋をしてしまわないこと。提出したものをベースに少し話し合いをして「『これは無駄のないフォルムからくる洗練さ』でパワフルさはあまり無いのでは?」という意見…

あがりのプラモデル タミヤ 1/20 HONDA RA272

いろいろなジャンルのもので「これを買ったらあとはおしまい」みたいな、あがりのアイテムがあって、例えば時計だとROLEXのサブマリーナ、靴だとエドワードグリーンのドーバーとかがそうだと思う。非常に高い満足感と優れたデザイン、汎用性の高さがポイント…

最適化で失われる対応力について ゆとりの法則

この本の特徴は語の再定義と明文化だと思う。 比較的労働時間中に余裕のあるスタッフはすぐに仕事に対応できるなんて話が序盤のハイライト。つまり、ゆとりが対応力を生み、それが柔軟性につながるという話。 対して全員が忙しく業務に取り組んでいる場合は…

好きなアスリート達にあった話

私は、あまりの暑さに負けて最も薄手の風通しの良い赤と白の糸で織られたガーゼシャツ、薄手の平織りのカーキのカーゴパンツで外出していた。 出かけていた妻と品川駅で待ち合わせ、山手線で新橋、そして銀座線で銀座を目指す。 途中で、大きなスーツケース…

未完成な日

まず、今月は試しに日曜の昼頃を定期更新日にしようと思います。 そして、失敗の話ってあんまり聞かないなと思いますが、私の失敗の話がこれから始まります。 海外の模型を二回連続で完成前に廃棄した。どちらも飛行機で、原因はパーツの組み立て方が悪かっ…

プラスチックさまざま

ドイツレベル(中身はICM)の飛行機の模型を作っていたのだけど複座スペースを作るためにパーツを一部カットする必要があって、そこを失敗した。形はよく、なんていうかそういう精密なものを作りたかったのでとても残念に思い、そのままもう一個注文し、明後…

上達のときは

数ヶ月前に同じことをしているはずなのに、それでも今の方が上手くなっていることが、自身の一挙手一投足ににじみ出ている。 ハセガワのミラージュF.1Cを作っているのだけど、これは2機目。値段も安く、手頃なサイズ感で洗練されたルックスというわけで、好…

足の裏は覚えている

今の仕事はスーツで、前の仕事は私服。 どっちが楽だったかっていうと一見、私服なんだけどこうして働いてみるとスーツも楽。最大の違いは「スーツさえ着てれば良い」というような空気。これはサラリーマンが感じる共通認識なのだろうか。なので靴も「革靴を…

nippper 100万PV/月によせて

私のブログは1ヶ月に1万程度読まれれば良い方で、そういう意味だとコミュニティFMみたいな規模だと思う。そんな私がその100倍の規模のnippperという模型メディアに寄稿させて頂いている。 文章は、多くの人に読んでもらえると気分が良い。文章に限らず自分が…

エモーショナルの前に立つ俺

Frontという日本の雑誌があった。これは対外宣伝誌と呼ばれるもので戦時中に発行された雑誌。 日本の軍事力などを世界各国に誇示するために作られたもので様々な国の言葉に翻訳されたりしたもので、検索すると誌面がバシバシ上がってくるのでぜひ見てもらい…

都合の良い見え方の集大成

よく模型の人形の目の話をする。 タミヤのミリタリーミニチュアをはじめとした1/35や1/48のものを土台に話すことが多く、大体の論調としては「目、特に黒目は点、円ではない(上下が欠ける)」という話から、目をよく観察する必要があることと、スケールモデ…

ブレる筆塗り

筆塗りは筆と塗料を使うのでアーティスティックな作業のように思えるが、それと同じくらいメカニカルな作業であるようだ。 今日は時計を見に行った後に模型を作ったのでこういったことに気づけたのだけども、その実、筆塗りは機械式時計の「日差何秒」みたい…

未確認模型物体

どの模型もそうだが、特に飛行機模型は見たことのないものを作っている気がする。雰囲気で飛行機を組み立てていると言っても過言ではない。 ここにあるのは、もしかすると恐竜の化石を見るような感覚であったり、あるいは水族館で見る魚たちが実際に泳いでい…

マシーネン、SFを作り上げた週末

マシーネンとの初遭遇は幼い頃に見た、上野ヤマシロヤのプラモデルコーナーだろう。その後の記憶はまるでないが、あの箱、あの形状。忘れられない。世界観については全く勉強していないがこうしてスケールモデラー的に手を出すのは案外容易。しかも今はガチ…