Re:11colors

しばらく毎週月曜日更新(2022年7月現在)。革靴、模型、日常。

力強く優雅な靴を再び履こうと修理に出した。BONORA スクエアUチップ

「好きな靴メーカーはどこですか?」「BONORA。もう無いけどね」 こんな風に意地悪だけど良いものを教えてくれる先輩がいて、俺はそこからBONORAのことが気になって仕方がなくなった。BONORAはイタリアのシューメーカーだが、当時も今もイタリアの靴は日本で…

塗装日記 9/23 と誕生日

ホネミッツ・プロダクツのレジンキットのアニエス・タウべ整備士を塗りました。塗装ってマジで不思議な行為。突然うまくなる。うまくなるというか「わかる」が「できる」になる瞬間が明確にある。 今まではチョロッとしか曲がらなかったカーブが、いきなりも…

カムバック シャノン Church’sのSHANNONが修理から戻ってきた。

「偉大なる凡作」なんて言葉があるが、Church’sのSHANNONをはじめとするプレーントゥダービーは「これだ!」という名作を探すのが結構難しい。 この形の靴って世の中にたくさん溢れていて、高いのも安いのもいっぱいあるのだけど、SHANNONは型崩れせずに見た…

「演出した自分」と「本当の自身」YELLOWS PLUSのメガネを買った。

メガネのレビューの面白い点は、読んで同じものを手に入れようとしてもなかなか手に入らなかったりだとか、そもそもかけてみたら似合わないということがある点だ。それくらい、人の顔というのは違う。 レビューの意味とは。 せいぜい、こんなメーカーがある…

創作活動におけるウェザーニュースチャンネル。そして、山岸愛梨さんについて

共に道ゆく誰かを感じるように、朝から夜までウェザーニュースを見ながら何かを作れば、良いものが出来上がる。それを何日か繰り返すと、その人の人となりがわかり、道を歩くのがもっと楽しくなるだろう。 野球やサッカー、駅伝、ちょっとマニアックならロー…

早く帰りたい俺は「ロジカル・プレゼンテーション」を守備表示でターンエンドだ!

ビジネス書の最大の問題は「同じような状況になることはほぼない」ということだと思う。まじめに本の通りに何かをやってみたところで社内風土に押し潰されてしまうのが関の山だ。 そうして「勉強したって意味がない」なんて思うこともあるだろう。もしかする…

根を下ろすような技術が選手の運命を変えた話-嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのかを読んで-

落合が、選手たちに教えたのは「プロ野球選手として食べていく技術」だったのだと思う。 嫌われた監督は、落合博満が中日ドラゴンズの監督を務めていた時の話だ。「落合の話」ではなく「選手や球団関係者を通じて見る、落合の話」といった具合で、各々の人物…

彼女らはモブである。モーブズを作ろう

モーブズとは、歩いている 移動している 生活している人をフィギュアにしたもの。そして、作ったあとに「もう一個買っておけばよかった!」と思うフィギュアだ。 レジン製のフィギュアは白色で、自分で塗装する必要がある。とはいうものの、単純な造形と自由…

動いていて欲しい時間がある-グランドセイコー SBGN005-

短針、長針、秒針に加えてもう一本の針がある。そして、文字盤に24時間を図るための目盛りがある。 「GMTウォッチ」と呼ばれる腕時計の多くはこういったデザインになっている。なぜか。それは自分が暮らしている場所の時間と、もう一つの場所の時間を示すた…

割れた身体を貼り合わせれば-PLAMAX Naked Angel 1/20 希崎ジェシカ-

写真のトリミングってあるじゃないですか。必要な部分だけ切り出す作業のことです。もしかすると、ネイキッドエンジェルのような人の身体をプラモデルにした製品ってパーツになる段階で、そういうことをしているんじゃないかって思うんです。 なにせ魅力的な…

他人の生活時間にお邪魔した後に、フィギュアを仕上げる-内藤あんもさんのマックイーン-

どの時間も、誰かが活動している。それは普段と違う日常を自ら選んで、活動することで確認することができる。 日曜日の朝は早起きして東京駅から出る都04のバスで、豊海ふ頭へ海鮮丼を食べに行った。朝8時ころに店に到着すると、ちらほら人がいて驚いた。観…

ワンフェスからプラモ売り場まで。それと更新日について

7月24日の日曜日、ワンダーフェスティバルに初めて参加した。夏のワンフェス。というやつだ。 このイベントは個人出店で「版権もの」と呼ばれる二次創作的な造形物と、オリジナルの造形物の即売会がメインで、いわゆるガレージキットと呼ばれるものが多く販…

不忍池で蓮を見て、Lost Kingdomの花のダンサーを塗る。

上野公園の不忍池の蓮が見頃だ。 蓮の花は3日間咲いては閉じてを繰り返し、4日目には花びらをパラパラと散らしてしまうという。おそらく7〜8年ぶりに見にいった蓮の花は思ったよりも綺麗で、水面から伸びる茎や大きな葉が視界いっぱいに様々な緑を見せてくれ…

塗料が増えるだけじゃ、やれることは増えない。

先日、プラモデルを買って、箱を眺めているときに驚いたことがある。それは「この箱絵みたいに塗るにはどうしたらいいかな」という気持ちが真っ先に発生したことだ。 以前はそんなことは全くなく、自分で好きな色に塗るのが一番良いと思っていた。というか、…

3Dプリンタ出力物のミニチュアのオススメとかいつも買うところとかの話

3Dプリンタのミニチュアをたまに塗っている。なので今日はざっくりとした手順と感想を書くことにする。 出力用の素材は、データを出力して販売しているショップごとに違うと思う。私がいつも購入しているところは、UVレジンと書いてある。素材は粘りがなく、…

座っている君達が素敵だから-タミヤ 1/24 キャンパスフレンズセットII-

「思ったよりも」という言い方を、安直な褒め言葉として良く使ってしまう。それに、何かを手に入れるときの理由も大抵そんなものだ。 タミヤのキャンパスフレンズセットⅡの原付に乗る彼女は、そういう「思ったよりも」な存在だった。なぜこんなにも原付に寄…

今週はお休みです-Lost KingdomのSakura Archersを少し-

熱中症のような感じになりましたのでお休みします。 Lost KingdomのSakura Archersを塗りました。 もう少し塗り込んでも良いかなと思いますが、このままでも良い気がします。 なにせ体調が悪く、進めてもミスりそうなので。 ↓ここから買いましょう↓ サベージ…

パンツを紫色に塗ったら感覚を理論が追っかけてきた-塗装日記 6/12-

感覚で塗っていた塗装に、ある日突然気づきが生まれる。そして頭の中にインストールされていた言葉としての理論や技術が、急に実体を帯びて目の前に広がる。 「とりあえずこんな感じだろう」とウクライナのプラモデルメーカー、ICMのあまりにも曖昧な塗装指…

役に立たないものでい続けたい

私が革靴の記事をめっきり書かなくなったり非公開にしたことには理由がある。ぶっきらぼうにいってしまえば「役に立つもの」として認識されるようになったからだ。そして、その様子がSNS観測できてしまえる状態なのが今、というわけだ。 私は「自分のブログ…

いろんな人にプラモを読み解かれたい-現代将棋を読み解く7つの理論を読んで-

「現代将棋を読み解く7つの理論」という将棋の本を読んでいる。なお、将棋は弱い。 将棋界を題材としたものは羽生善治の著書や村山聖について書かれた漫画などを読んだりしている。勝負の世界に身を置く人たちの話に触れられるという意味で、結構好きだ。 で…

"そのアメリカ"を成り立たせるもの/AMT 1/25 1963 Chevy II Nova Station Wagon

私がCHEVY NOVA WAGONのプラモデルを買ったのはアメリカのミニカー「Hot Wheels」でその見た目に惚れたからだ。 子供のころは、車という文化に触れることはほぼなく、セダンやクーペをメーカー名だと思っていたし、VOLVOとBMWとフォルクスワーゲンはいまだに…

暮らしの彩りがにじみ出るプラモデルに会いたい

昨日、海鮮丼を盛り付けた。イカとブリ。それに海藻とネギを乗せた。そのとき「どう配置すれば良いのだろう」とかなり悩んだ。 無計画にイカを置く。すると、米の白と同化してしまい、すぐに「これはマズイ」という感情が生まれた。感情の正体は「白と白で溶…

デカい飛行機をワケもなく作りたいということ/ハセガワ 1/32 ドイツ空軍 フォッケウルフ Fw190D-9

デカい飛行機のプラモデルを作りたい。というのは対して理由もなく衝動的に起きることだ。 プラモデルという世界は接着剤と使うものと使わないもので分けられていて、例えば100回接着剤を使っても、接着剤を使わないプラモデルの楽しみはわからないし、反対…

プラモデルの成型色と日常に集まってしまう色について

今日から静岡ホビーショー2022が行われている。個人的にマックスファクトリーというメーカーが発売している「ミニマムファクトリー」というシリーズが好きなので、新作を楽しみにしていた。 マックスファクトリーは、静岡ホビーショーみたいなイベントではYo…

4枚の写真をいつ撮るのか

4枚の写真を用意するというのは、4枚の制作過程を切り取った写真が必要ということでもある。というのが最近わかってきた。 そう思うと完成してからでは遅くて「とりあえず撮影しておくかー」という感じでランナーの写真を撮ることになる。 箱の中身を全てキ…

雨に濡れた女子高生は、現代の兵士かもしれない(ただし、模型世界においての話) 塗装日記 5/1 JKT-v2-20S(まっつく)

女子高生は現代の兵士である。 というのは模型の中での話であって、ちょっと極論過ぎるかもしれない。 とはいうものの、縮尺が表記された人間の模型の中では「戦争の中の情景を描き出すという役割」を与えられた兵士のように、一瞬を切り取ったポーズが魅力…

苔 is 京都 in 東京都

それっぽい苔の写真と、それっぽい和食の写真を並べると京都っぽく見える説! 意外と地元の公園や神社などにも、幻想的な緑が美しい苔のフィールドが展開されているものです。 これは地元の割烹料理店のランチ。めちゃくちゃうまい。 焼き魚なんて何年振りだ…

大好きなプラモが再販されるので語りたい PLAMAX minimum factory みゆき

革靴なんかは、理論上履きやすいフォルムを形にしてしまうと、結構生々しい足の形になってしまいあんまりかっこよくなかったりする。 見た目と履きやすさのバランスをどう取るのかという課題は、一人一人の足に合わせて設計されるビスポークシューズの場合に…

塗装日記 4/23 幻想とは影が光ることである Lost Kingdom ForestGuardian

数年後に今の自分の完成品を見たら「この頃は影の色をがっつり残すのが楽しかったんでしょうね」と話すと思う。 影の色として下地に塗る最初の色を、その後に塗られる色よりも明るくする。そうした場合に、自分が設定した光源に対して、影となる部分や筆が届…

週刊少年サンデーが面白く、かけあうつきひが好きだ。

少年漫画雑誌4誌の中で、一番好きなのはサンデーだ。 そのサンデーが今、とても面白い。 サンデーは一時期、かなり危うい雑誌だった。というのも、面白い作品が極端に少ない時期があったのだ。「当時は自分が大人になったせいだ」と思いながら、好きだった頃…