Re:11colors

毎週木曜更新(2021年1月現在)。革靴、模型、日常。

大量生産物の良さ。TIMEX WEEK ENDER MLBコラボ

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TIMEXといえば、一本は持っておきたいアメリカンウォッチとまことしやかに話される時計なんだけど、じゃあそれをオーセンティックなものとして愛し続けられるかというと、可愛らしさやチープさが人生の中ではときに難しくなることがある。ただ、特性をもう少し見極めるとしっかりと楽しめると思う。

 

この手のものは往年のギア的な面があり独自の魅力を放つので、コンバースのオールスターであったりVANSのEraであったりとそういう「低価格帯のアメリカもの」の良さが光るのは間違い無いだろう。雑誌だったら「僕らの愛するアメリカもの」なんて原点回帰のような文脈で語られる存在。アメリカのものはこうして考えると大量生産で価格も安いものが、そっけなく普通の存在としてカップヌードルコカ・コーラのように多くの人から愛されるのが面白い。

 

その「低価格帯のアメリカもの」のフレーバーを存分に活かしたのがMLBコラボのシリーズだと思う。これはTIMEXオンラインストアでセール価格だったので手に入れたので、ますますその様子が濃くなるのだけれども、大量生産品がアメリカの国民的スポーツとコラボレーションしたのでそれぞれが持つ大衆性がかけ合わさった存在と言ってよく、互いが互いを引き立て合ってるのが面白い。

 

特に社会人になってみるとわかったのが、ロゴ入り製品をノベルティとして作ったりすると100や200ならまだしも500や1000を最低ロットとして提示されることもあるので、こうしたロゴ入り製品の大量生産性の面白さは存分に感じることができる。

 

この時計は、時計としてはスーパーサブというかファーストチョイスにはなりにくいんだけど、たまにつけてるとめちゃくちゃ気分が良いタイプの時計だと思う。「あれ、今日なんか時計違いますね」と明確に違いを出せる良さがある。3本目の時計として、って感じでこういう時計はあると良いですね。

 

球団は、見た目で決めても良いし、なんか縁があるんだったらそれでも良いかなと。私にとってのミネソタツインズは、トリー・ハンターという外野手の名手がいた球団。

 

時計としてはサイズ感は38mmと言いながらもゴロンとした見た目なので存在感は強め。NATOバンドタイプのナイロンベルトは思ったより厚めでタフな感じ。独特なのはクォーツの針の音が大きい点。

プラモデルを作るときにそばに置いておくと耳で時間の感覚がわかるのでありがたい。

 

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素敵な置物

生活が雑だからか、ポンっといろいろなものを適当なところに置いてしまう。

一時期は物をだいぶ減らして殺風景に暮らしていてそのときは、どこに置こうがどうってことなかったけど今はそうでもない。ただ、ポンっと置いたもの同士が居合わせている姿を見て面白いなと思う時間は悪くない。

 

休みの日の外出は、青いレンズのメガネを掛けて出かけることが多い。空がより青く見えたり、さっぱりとした視界が広がる。それで帰宅するとポンっとメガネを置いてしまう。

 

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ベントレーのプラモのそばに置かれた眼鏡は、思ったよりも相性が良かったり窓から差す光がいい感じだったりしたので少し整えてから写真に撮ってみたけど、なかなか悪くない。ついつい、海外キットって良いなって目で見てしまうし、思わず手にとって見たりタイヤをくるくる手で回したりする。そんなことをしてるとすぐに10分とか20分とか過ぎちゃうし気分が乗って、他の車のプラモデルを引っ張り出したりすると気づいたら遊んでるというか、自然と楽しい時間に溶け込んでいく。

 

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プラモデルは置物だよなと、プレゼントとして送られてきた完成品のプラモデルの品目に「置物」と書かれたものを見た日から確信していて、置物としての役割を存分に発揮してくれると私は嬉しい。役割なんて結局その時々、それぞれで変わるのだけど、なんとなく風景に溶け込んだ置物を、はっきりと一つの塊として認識した瞬間に思わず触ったりしたくなるのが楽しい。それまでは置物は基本的に静かに私達を待っていると思うので。買ったときの記憶とか、作ったときのこととか、そういうのが思い出される程度に作れるとさらに良い。

 

ベントレーは初めての海外モデルで、かっこよすぎて「作れなくてもいいから買う」ということで買って作ったもの。今でも恰好いいし、きっと明日も明後日もかっこいい。

 

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ドイツレベル 1/25 コルベット ロードスター 1958 プラモデル 07037

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  • 発売日: 2017/05/28
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

適切なサイズからプラモデルの所有の仕方を話そう

プラモデルにハマった頃に楽しくて楽しくて仕方がなくて、前の会社でたくさん面白いところを話したのだけど、その中で身体のでっかい上司がいて「俺はさ、でっかい戦車を一個作ったよ昔」と普段のDIYセンスからは、にわかに信じられないエピソードを披露してくれたのだけど、真意はさておき彼は「でっかいプラモデルが好きそうな人」であった。また、面白い人という意味だともう一人、取引先に「欲しい靴の最大サイズのものを買って部屋に飾る」という趣味の人がいた。海外のワークブーツとかだと32cmとか作ってくれるって言ってたっけな。一度実物が見たかった。

 

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そんな話をプラモデルを作っているときはよく思い出す。なんでかというと「その人にとっての適切なサイズはどこにあるのか?」が気になるからだ。大きな模型を作りたい、小さな模型を作りたい、大小の好みは色々あると思う。また、少しでもプラモデルにハマりだすと「小さな模型のような感覚で作れる大きな模型」だとかその反対のものの存在に気づき出す。パーツ点数が割とわかりやすい指標なので誰か、完成サイズ(縦×横)÷パーツ点数みたいな、プラモレシオとでも言えば良いのだろうか、そういうものを考案してみてはくれないだろうか。

 

私は、というと模型部屋があるわけでもないし専用の作業スペースも完成品置き場もあるわけではない。本棚の一角が道具と完成品のスペースになっていて、あとは引き出しの横にタッパーに詰めた完成品が10点あるかないか。あとは、クローゼットと本棚の上に革靴の箱と一緒に未完成品。なので必然的に大きすぎるプラモデルは出来上がっても飾れず、その一生は短い。作成途中のものを置いておく場所もないのでパーツ点数がメチャクチャに多いというものはあまり作れない。

 

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なので、必然的にプラモデルを作るときはサイズを気にする。大きすぎれば飾る場所はないし、小さすぎてもなんだか面白くないので難しい。自分の中のジャストサイズをいつも探して模型を作っているフシがある。プラモデルにはおそらく、スケールに関係なくそれぞれの人が好きな適切なサイズがあって、単純にサイズが小さいから良いとか大きいから良いみたいなところまで来ているのが今という感じだろう。

 

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私の生活では、大きいものは完成しても長くは飾ってられないので、組み立ての体験が面白そうなものを作る。それこそタミヤのものはちょっとやばい精度のものがあったりするので感動もひとしお。1/48の飛行機なんかは立ち食いそばみたいにさっと作る。たまに二郎系のラーメンみたいに腹一杯になりたいときは色も塗る。

小さいものは長く飾ったりプラモデルではない面白いものたちと並べると楽しそうなものを選ぶ。専門店で一粒いくらのチョコレートを選ぶ感覚だ。もちろん、これはこれで数が貯まると大変なので「これは」とピンときたものに色を塗ったりして楽しむ。

 

いつかプラモデルの所有の仕方がもっと語られる日が来るといいと思う。なにせ、みんながみんな同じように部屋や道具があるわけではないのだから。

 

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