Re:11colors

毎週木曜日更新(2023年5月現在)。模型、日常。面白いことあれば他の日も

HAGLOFSのフリースパーカーを買った

良いニットを着れば良さがわかるかなーと思ったけどイマイチそうでも無くて、じゃあ他に防寒っていうと似たようなものだとフリースだよな。と考えたりして振り返ると良いフリースって買ったこと無いなと気づいたのでアウトドアショップをグルグル回ったりしてスペックとは別のところで「これ結局胸のマークだよな……」と自分の中選ぶ基準を決めて、そこからまたいろいろ検討して悩んだ結果がHAGLOFS

他の候補はMountain Hard Wearだったんだけど、もう暖かくなってるのであまり揃っていなかったりしたのでHAGLOFS

条件はある程度毛足が長いもの。フードついてると良い。あとは肘とかサイドパネルがストレッチ素材になってるようなハイテクすぎない感じのもの。

 

f:id:nero_smith:20170324234250j:plain

 

というわけで条件に合致したものがこちら。

 

f:id:nero_smith:20170324234340j:plain

 

毛足も長め。

 

f:id:nero_smith:20170324234349j:plain

 

そしてフードつき。

着てみると思った通りあったかい。あとはモコモコ感がやっぱり違う。

何に合わせるかって話になるんだけどそういうのはあんまり考えないで済むものを今回は買いました。休日の服ってやつ。

「休日の服」なんてテーマでZINEを作ったことがありますが、休日というのは友達と遊ぶわけでも無く特に予定があるわけでも無い日だと言っている方がいて、それはその通りだなと思う。

こういうのにクライミングパンツにチロリアシューズ。全体的に落ち着いたトーンなんてのが良いですよね。ええ。

 

 

 

(ホグロフス)HAGLOFS PILE HOOD MEN 602771 2PQ GREY MELAN M

(ホグロフス)HAGLOFS PILE HOOD MEN 602771 2PQ GREY MELAN M

 

 

文学フリマ東京新作の進捗は

今回はいつになくスピードが遅く、若干焦っている。

前回使った印刷所の納期カレンダーを見ると余裕を持った進行で行く場合は残りひと月を切っている。

 

今回は紳士靴十話と題して10個の文章を一冊の本にしたいと思っていて、靴の絵は今の所6つできている。あと一つ絵を追加して完了にしたいところだけど昨晩探していた靴を偶然見つけてしまったのでそちらも加えようとするとさらにもう一点追加することになる。頑張ろう。

 

現在進行しているものは前作のフレーバーを生かしながら作っていて本としてのボリュームを意識したものになっている。前々作は非常にライトなものを作ったのだけど「短いのでは?」なんて話もあったし短く作っていたのは確かだし、スパッと切る形をよしとするスタイルだったんだけど。

前作の感じの方がより「本らしい」と思っているのでそれを踏襲する形でいきたい。

また、前回は絵の無いページであったり「画面の向こうの靴」といった実際に手にしたことの無い靴、ではあるものの見た瞬間に「あ。これ」と思った自分の生活の周りにある靴について書いたけどこれも面白く書けたので追加していきたいなと思っている。

 

表紙は今回は、迷うことなく素直なデザインで行く。ここで喜ばしいことは「やりたいこと」が素直なデザインであるということ。これは「そうしても良いかもしれない」と自ら思える絵が出来上がったことが大きい。

 

いよいよ2ヶ月を切り開催日が差し迫っている気がしてそわそわしてきた文学フリマ東京だけど、とりあえず完成まで頑張り続ける次第です。

 

f:id:nero_smith:20170316230314j:plain

 

 

6年目くらいの腕時計

靴もそうだけど、時計も結構好きだ。

ただ時計は本当に良いものを買おうとするといつまでたっても買えないので高級時計は割と諦め気味。あとは手首が細いからでかい時計はバランスが崩れたりするのであまりつけたくなかったりするので現行品で良いものが見つかりにくかったりと課題が多い。

なので、数年前にヴィンテージウォッチに手を出していた時期があった。

最初に買ったそれがこれで、なんだったかな。

社長賞みたいなのが少し出たんだと思う。5万円くらい。

 

f:id:nero_smith:20170302220114j:plain

 

今も当時も変わらないんだけど金と銀だと金のが少し好きで、金を知ってから銀の良さがわかってきて今はまぁ、結局両方好きなのかな。金属はエイジングみたいなのがあまり起きないのが良い。「固定されている様子」が好きだ。だからといってじゃあステンンレスの丸い、アレとかアレとかつけとけよって話にもなるんだけどそういうのは飽きた。この辺は本当になかなか言葉にできない。

 

自分が好きなファッションの観測範囲のアイテムはエイジングが進んだり、クタクタになることで愛着を呼び起こすアイテムが多かったりする一方で、とことんフラットな無機的なものがあったりする。

あとは用い方をちょっとひねってみる。いつでもどこでも買えるものを短いサイクルでぐるぐる買い替えたり。機械の歯車が減ったら変えましょうとか、そういう感じのフラットな無機的なやり方とかもある。

 

で、自分が見ている(見ていた)範囲の世界では割と時計は無機的なものだった。アウトドア向けのやつとかもそうだし今流行ってる格安のものもそう。

 

実際「そういんじゃねーんだよな」って思ったりしてぐるぐる回ってたんだけど親が持ってたカルティエのタンクもどきの時計が小さくてかっこよくて「あー、古いのって小さいんだ」とか「そんなに高いものではないんだろうけど質感とか良いな」と思って興味がわいたりして何か良い店はないものかって頭の片隅に入れてたら暇な日に図書館で手に取った雑誌にお店が載ってた。小さな囲み記事だったけど。

 

それでそこにいって色々と事情を話して、カルティエのタンクもどきを持ってたりして何回か通ってたらさっきの社長賞でお金が入ったから買おうってなった。

 

f:id:nero_smith:20170302220107j:plain

 

この時計の良いところってそんなに話せないんだけどお店の人が教えてくれたのはこの風防の立体感。この辺が良いと言ってた。今はあまりなく、フラットなものが多い。

これは友人が教えてくれたんだけど風防の素材と関係しているみたい。サファイアガラスみたいなのはやっぱり丈夫なんだけど加工が難しい。でも時計の機能を満たすって意味だとそっちを選ぶのは当然だ。

これはずっと前にどこかに書いたけど性能面で差をつけることができないからこういう風防の形とかケースのデザインとかで差をつけてたのだと思う。

 

f:id:nero_smith:20170302220111j:plain

 

真横から撮るとボコって盛り上がってるのがよくわかる。つけていて思うんだけど、こういうのはあまり見ないのはもちろんなんだけど何よりケース径がデカイとか小さいとかでボリューム感を決定させるわけではなくてデザインでも出せてこれは割と雰囲気があってよろしい。

 

f:id:nero_smith:20170302220116j:plain

 

最近はすっかりナイロンバンドをつけてる人も増えてきて、落ち着きつつも一つの勢力みたいになってきてるから今は手持ちのバンドの中で全く服装に寄り添おうという姿勢を見せない妙なストライプのものをしてる。西ドイツ製のメッシュのやつとか持ってるんだけど今はこういうわけのわからないものがいい。

 

最近は靴ばっかだけれども、時計も一本欲しいなと思ってる。