今週のお題「お気に入りの一着」
天才ではないので神様が都合の良いときに降りてくるわけでもなく、少しでも神様が降りてきてくれるようにと祈るように文章を書いている。とでも飾り立てると随分と高尚な理由を指に纏わせながらブログを書いているのですねといわれそうだが、つまるとことは継続は力なりということである。
色々な事が長続きしない中、せめて好きな事くらいは続けていたいと思う。
今日はネタというものが全くない(きっと神が逃げてしまったのだろう)ので「今週のお題」というシステムを利用してみようと思いながら帰宅していたがそこで出てきたのは「お気に入りの一着」。神はここにいたのかといった具合だ。
靴も服も挙げていくときりがないのでここでは指輪を挙げさせて頂こう。
この指輪は父方の祖母から父に、そして私にと3人の手に渡っている。
話では家にある金という金を指輪の形にして知り合いだか近所だかの彫金師にお願いして作ってもらったそう。和彫りで、ボリュームもあり私の指元だけをレトロな雰囲気にしてしまうものだがつけていると大胆(おおざっぱ)な彫りのおかげでキラリと光るので気に入っている。
デザイン単体で見ればこういったラフな感じのものを今買おうと思うとなかなか手に入らないものだなと思う。ざっくりクラフト寄りにするともっと誇張された手作り感が出るし、じゃあしっかり作って見なさいよとなるとこのクオリティだと撥ねられる。町の、人の指輪という感じ。
祖母の顔は私は知らないし、父は数年前に他界したが、自分がいる場所を思うと先祖に守られてることをひしひしと感じるので重要なときや願掛け中は割とつけるようにしている。