今月はヘカトン・ランドフォートレスだけ。これは「結構大変そうなプラモデルだし、これだけを今月は塗ろう」と決めて塗った。
1万円代後半、2万円を超えそうくらいの高いモデルになると、塗りがいもあるし造形も凝っているしまぁ、楽しい。存分に楽しもうということで一個だけ気合いを入れて塗るという方法をとったのだけど「大変だけど楽しかった」という感想に尽きる。
ウォーハンマーのミニチュアはシタデルカラーを用いた塗装法に則れば簡単に塗れるという導線があるが、実際のところ、これくらいでかいとそんな確立された手法よりも「楽しい!」という気持ちでひたすら突っ走れる快感がある。これははっきりいって面白い。難しいかどうかというよりも、楽しめるかどうかという感じだ。
実際、このヘカトン・ランドフォートレスはウォーハンマー 的な塗装はまるで無視、戦車模型のように塗った。なので「エッジハイライト」や「シェイド」といった場面はなく、あったのは補色残像とフィルタリングだった。それでも、ウォーハンマーらしい鋭いエッジが自ずと際立つから大したもんだと、その造形のセンスに圧倒された。
これはTANKS GIVINGというイベントに合わせて塗装をしたのだけど、そういう前向きなモチベーションを店が用意してくれるのはいいことだと思った。ここまでストレートな販促を浴びるというのはプラモデルを作っていて未体験だった。他のキャンペーンもやってほしいなと思ってます。俺たちは、塗る口実を探している。
今週の物販