Re:11colors

毎週水曜日更新(2024年6月現在)。模型、日常。面白いことあれば他の日も

Burrows&Badgersのミニチュアを塗る

 

Burrows&Badgersのミニチュアは概ねかわいらしい造形だと思ったけど、どことなく野性味があるんだよな。という様子。こういう些細なことって本当に先入観がかなり邪魔をする。獣人なんてかわいいと決め込んでいたらそんなことはなく、だからこそクセになる味がする。

 

特に解釈が割れそうなのは目で、これをキャラクターっぽく真っ黒に塗るかそれとも実際の動物の写真を見て塗り分けるかの判断が悩ましい。かなりうまく塗っている人もいるにはいるはずだが、数はそこまで多いとは思えず、探すのも手間だ。サンプル数が少ない中での正解って、本当に正解なのだろうかという迷いも生まれるだろう。醸し出される雰囲気が絶妙にかわいすぎないので、私は動物の目っぽく塗った。そういう意味だとシルバニアファミリーなんかはかなりかわいい感じのバランスを統一感を持って作っているなと感心する。

 

 

色分けに関してもそうで、なんとなく明るい色にしよう思ったが合わない。これもなんだかんだで「こんなもんだろう」という思い込みのせい。ぱっと見の印象よりも頭巾や服、鎧の造形は妙なリアルさがある。きわめつけは足元の樹木で、何をどう「良いなこれ」と思ったのかは全然わからないがなんとなく白樺っぽく塗ろうと思ったところで自分が森林に足を踏み入れていることに気づく。

 

 

キツネの剣士を塗装していったわけだが最後の仕上げで「手足って結構黒いんだな」と気づいて、明暗を調整してくのだけどその時に「爪が尖っているから野生っぽいというか、かわいくくなりすぎないんだなこれ」と気づいたりした。キャラクターとしての獣人ってモフモフさよりも生き物としての攻撃性がしっかりとあるというか。明るめに仕上げてからどんどん明度を下げていくことになったのだけど、結果的に良い仕上がりになったし、次も同じようにすると思う。コントロールがしやすいので。

 

 

足元に楕円形のベースがくっついてるので、台座に載せるときは少し工夫がいる。買うと一緒に送られてくる台座が、少しへこんでいるものなので土を盛って隠せるといい感じ。結構盛っていく必要があるのだけど、それを生かしてくぼみを残して、水たまりを作ると雰囲気が良い。

 

買えるところ

 

www.oathswornminiatures.co.uk

 

今日の物販

 

ルールブックがかわいいと言いながら公式サイトから買うとミニチュアがついてくることに気づいて悩んでいる。