冬にどこまで耐えられるのかということで物は試しにツイードのジャケットをオーダーした。生地もそうだがデザインもダブルにすることで暖かさを増して、行けそうなところまで行ってみようという形でよく着た。
生地はイギリスのフォックスブラザーズ製のツイード。あまり詳しいことは知らないけど生地は厚いものよりも重いもののほうが寒くないと教えてもらったのでそれに従うことに。そんなにかしこまった職場でもないし、ツイード自体がそもそもそういう場面で着るようなものでもないので面白そうな柄をいくつか出してもらってそこから選んだ。
柄はチェックでお願いしてたのでそれで。好きな色である茶色、緑、青が入っているので良いなと思った。オリーブ、ネイビーは好きな色で出番が多く、それに合わせられる形。本当は茶系でまとめてワントーンなんていうのが良いかもしれない。
ダブルにしたのは最初に書いたけど寒くないだろうと読んだからで実際に防寒性は多少上がる。「お腹が冷えない」という明確なメリットも着ていて感じる。
ボタンは革ボタンが良いのかなと思ってたら「今は違う」らしい。数年前なら勧めていたといわれたが多分数年前の自分ならあまりよくわからずに革ボタンにしていただろう。「茶色が良いんじゃないですか」と勧められて一瞬そうだよな……と同意しかけたけどせっかく緑のラインが入っているのだからと「緑はどうです？」と聞いたら「それは良いですね」と一言。実際出来上がった様子を見ると面白い見た目になっていて引き取りに向かったときに店の別のお年を召された方から「ボタンが良いですね」と褒められた。
全体的に半分遊びで作ってみたので裏地は担当の方が勧めてくれた迷彩にした。
「はっきり好みが分かれる」と言っていたけど確かにはっきり好みが分かれると思う（そして数年後には「今は違うんですよね」といわれたい柄でもある）。
私みたいな色とりどりの靴を履いたり変わったデザインの靴を履いたりする人間には良いのではないか。
着用していて思ったのはある程度の冬場はしのげるという感じ。中にカーディガンやセーターを着ればなんとか1、2月の極寒も通勤時にほとんど歩かないのでなんとか。とはいうもののやっぱり見た目の温かみが寒さに対してなさすぎるので2月はぐっと出番が減ったかな。最近暖かいのでまた着てるけど。
百貨店でオーダーで作ったわけですがそんなに高いわけでもなく「こういう風に着たい」「休みの日はこんな感じだ」「こういう服や靴を好む」などと話をしながらのオーダー。担当の人が同い年で話が合ったので割と楽しく作れました。
春の文フリ向けに一着スーツでも作ろうかなと思ったりしてる次第。
まぁ、春夏はある程度持っているからどうしようかな。
