Re:11colors

毎週木曜日更新です。

真面目と真剣と料理

「真面目と真剣は違うの!」

 

と昨日会った方に言われた。あまり気にしたことはなかったけど他にもそういった認識を持った方がいたので面白いなと思って話を聞いた。

 

「真面目ってのは全部完璧にやろうとすること、真剣は集中して一番大事なことのために頑張ること」

 

なるほど。何となくわかった(続けて「日本人は真面目な人は多いけど真剣な人は少ないわ。「一番大事なのは何??」と聞いても答えられないの。長期的展望が無いのよね。だから局面局面で全部頑張ろうとするの。と言っていた)。

何となくわかったけど、それだけでは勿体ないのでさらに話をしてもらうことにした。

 

「私は料理好きだから料理で例えるけど骨付きの子牛から買って来て一から全部やってみるのよ。そうすると次からやらなくて良いことと、やるべきことがわかるじゃない。やるべきことだけ集中してやるのが真剣。やらなくて良いこともやるのが真面目」

なるほどなるほど。さっきよりわかってきた。

 

「でもね、真剣にやるには一回真面目にやらないといけないのよね。骨付きからやって全部一通りやってからじゃないと何をしないで良いのかわからないの」

ここまできて自分の中で分けて考えられるようになったし、適当にやってると真面目段階で止まるよなぁなんて反省することになった。

料理の例えに沿うなら一番大事なのは美味しい子牛の何かを作ること……でもあるけどそれを適度な達成感と美味しく食べられる程度の体力を残して完成させることだと思う。作って終わりじゃなくて食べて終わりだし(これが長期的展望になるのかな)。

骨付きを買ってくるべきなのか適度に下処理がされたものを買ってくるべきなのかなんてのも変わってくる。骨付きから作る楽しみがある人もそうでない人もいるから。

 

長期的展望がなくて「とりあえず今日は子牛の何かを作ろう」なんて骨付きから毎回毎回やってると真面目って感じなんでしょうか(もちろん一から作る喜びを第一に掲げるならこれは正しい)。

 

自分は「もっと楽な方法はないのか?」「それで空いた時間に新たな試みを試したい」と思いながら過ごすことが多く、たまにそれをネガティブに指摘されることがあるが、周りには「私は真面目だから」という人が多いので「(向上も何もなく手順を守って真面目ですって)ホントかよ」って思ってたけど「真面目だったんだな」と改めて納得したりした。