最初から量をセーブすると、蒐集がいじけてしまう。
というようなことを書いている本があり、なるほどなと思った。要は
厳選したものを少しだけ揃えるというのは最初からやっちゃダーメよ。
というような話で
最初はのびのびと手に入れたいものを手に入れなさい。その無駄は致し方ないのだよ、君。
というような感じ。
ここがやっぱり肝…っていうか大事なところで、やはり初心忘れるべからずということなんだろうけど、この最初の楽しさ、のびのびとした感じって本当に最初しか味わえないし味わっとかないとずーっとさまよい続けるんだと思う。味わっても忘れる人もいる気がするけど。
例えば前の記事で「初めてのお小遣いで自分の買い物をしたときの感覚を思い出しては涙が出そうになる」なんてことを書いたが最初の感動ってのは後に響いてくると個人的な経験から思う。
それが連綿と続いていって、じゃあこれを集める時はこうしよう、飾り方はどうしよう、収納はどうしようなんて買った後の話、持ち方なんかを悩むのが楽しくなってきて物が揃ってくると自分なりの選び方が見えてきて(ここで「無駄なもの」ってのが見えてくるんだろうと思う)
「あー、これは家が埋め尽くされるな…」
とか
「このペースを維持するのは無理」
と落ち着きだしてようやく厳選…って流れになるのかなと。
結局何を集めるにしても自分に則した持ち方や選び方ってのを無駄を出しながら学ぶんだろうな。
ぶれない自分、芯がある自分!!
なんて思うなら他人の意見なんて聞いてられないし、目なんて気にしてられないのよ実際。