Re:11colors

毎週木曜日更新(2023年5月現在)。模型、日常。面白いことあれば他の日も

3Dプリンタ出力物のミニチュアのオススメとかいつも買うところとかの話

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3Dプリンタのミニチュアをたまに塗っている。なので今日はざっくりとした手順と感想を書くことにする。

 

出力用の素材は、データを出力して販売しているショップごとに違うと思う。私がいつも購入しているところは、UVレジンと書いてある。素材は粘りがなく、細いパーツなんかは割と簡単にポキンと折れてしまうので扱いに注意が必要。パーツ同士の接着は私は瞬間接着剤でつけている。というわけで、仮に折れてしまっても手元に瞬間接着剤があるので、簡単に修復できる。

 

塗装に関しては、下地にプレミアムトップコートの艶消しを吹いている。塗料の定着をよくするために必要な工程。本来であればサーフェイサーなどの表面処理剤を使う人が多いと思う。では「これを吹かないとどうなるの?」というと、塗料が剥がれたりするんじゃないかなぁ……。私はプラモデルもレジンキットもファレホという塗料を塗装に使う。プレミアムトップコートの艶消しを吹かないと結構ぽろぽろ剥がれ落ちてしまう。なのでサーフェイサーも含めて下地を作って塗装するのが良さそう。

 

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いくつか購入していて、楽しいと思ったところがある。それはクリエイターの世界観をもろに浴びることができる点だ。今回、記事の合間合間に載せているミニチュアはLost Kingdom Miniatureのもので、ここは「エルフ×何かのモチーフ」という世界観と造形物が面白い。和のモチーフ作りが上手くて、それぞれのシリーズのロゴもよく見ると、カタカナやハングルを分解して、英語のロゴを作ったりしている。オリエンタルな雰囲気作りが上手で、とても良いと思う。

 

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ついでに、もう一個好きなメーカーをあげる。White Warwolf tavrenというところだ。ここはLostkingdom miniatureよりも、もっと西欧っぽい雰囲気でこっちの方が上品な感じがある。天使や、エルフ、竜人などの既存のファンタジー感を上質に味あわせてくれるので、こっちのメーカーも好きだ。上の写真のはWhite Werewolf TavernのOracleというキャラクター。

 

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今のところ「好きだな」というメーカーは毎月毎月新作が発表される。なので、選び放題。かと思いきや取り扱ってるショップ内で売上が悪いと取り扱いが中止になる。売れてるメーカーの中でも売り上げが芳しくない商品は消えてるかもしれない。

 

各メーカーの特長がまとまってる記事があまり見つからないので、まだまだこれからなんだろうなーと思ったりもする。今回「好きだ!」と言ってるLostkingdom MiniatureとかWhite Werewolf Tavernなんかは、塗り映えのするデフォルメもほどほどに美しい造形なのが良いですね。射手なのでまぁまぁ腕の筋肉がついてたりとか、リアルさをキープしながら辻褄を合わせて説得力と世界観を持たせる感じとか。

 

↓いつも買ってるところ↓

サベージランドミニチュア

サベージランドミニチュアさんはラインナップが好きです