Re:11colors

毎週水曜更新(2021年9月現在)。革靴、模型、日常。

俺たちのオンを取り戻せ。平日に没頭するフィギュア塗装

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仕事が終わって家に帰って横になってダラダラしたり、椅子に座ってボケーっとTwitterYouTubeを眺めるなんてのも楽しいっちゃ楽しいんですが。

 

それらの時間って楽しいけど手元に何も残らず「ああ夜だ寝よ寝よ」なんて素直に寝れればいいけどそうもいかずに「次の動画を見終わったら」なんてやりだすともう最悪。明日のパフォーマンスは超低下確定。

 

それに、ずっとそれやっていると、家と会社の往復感が半端なく、働くために休んでいるみたいな気分になってきます。とはいうものの、会社に行ってみると仕事のことを四六時中考えている人たちがいたりして「大人ってすげーな」なんて思ったりもします。

 

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「逆だろ……逆……!俺たちは休むために働いているんじゃないのか?」と”オンすなわちプライベート” ”オフすなわち労働”の「本来の姿」を取り戻すためには平日にも何かをするしかない。

 

というわけで私はたまに平日にも関わらず、プラモデルをつくるというか、塗ります。何を塗るかといったら、主に人間を塗ります。フィギュア塗装の良いところってその気になれば2~3時間で終わるところで、平日に没頭しながら「あー終わった」なんて塗り終えると、心地よい疲労感と眠気が襲ってくるのでそのままぐっすり寝るなんてこともできます。

 

フィギュア塗装のメソッドはいろいろあるのでネットで調べてみると面白いし、塗料はタミヤアクリルでもファレホでもシタデルカラーでもなんでも「この仕上がりいいぞ!」と思った完成品と同じものを揃えれば良いです。あ、ただサーフェイサーよりもプレミアムトップコートつや消しの方が取り回しが良いので、そこはオススメしておきます。

 

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使いきらなそうな量の塗料を何色も買い込むとマニキュアだとかアイシャドウをたくさん持っている人の気持ちがよくわかりますし、そういう人たちは「塗りたいから塗る」という気持ちが少なからずあるのではなかろうか……なんて気がしてきます。

 

この日は下地に「これいい色なんだよな……」と思って塗った暗めのオレンジイエローが、まさにぴったりタミヤ北アフリカ戦線のプラモデルの成型色そのものでびっくりしたのですが、そのあとは好きな色で塗っていきました。

筆塗りってやってみるとわかるんですが、顔なんかの繊細な部分はさておき、大体の部分では「赤い部分に青い塗料がはみ出したら、その上に赤を塗る」みたいな感じでどんどん塗り重ねて帳尻を合わせていくことがほとんどなので結構、スピード感があったりします。

 

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そして、その塗り重ねの部分に「元の色じゃなくて違う色を重ねていくとおもしろいのでは?」ということで、「赤い部分に青い塗料がはみ出したら、その上に緑を塗る」みたいな感じで無限に色を増やしていったら結構いい感じになって楽しかったです。

 

それにしてもICMに代表される1/32スケールの飛行機にまつわる人々はいい顔をしています。ミリタリーもののフィギュアの主流である1/35よりも表情が生き生きとしているのがよく、目や眉なんかもなんとか描けるし、描くことに意味があるギリギリのラインだと思います。

この男性はイタリア空軍パイロット熱帯仕様のものですが、とにかくハンサムで、塗っていて「こんなにかっこよかったっけ?」となりました。なにせ箱や説明書に書いてあるのは口ひげをはやしたユーモラスな男性なので……。

 

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完成させた翌日の仕事中に「早く仕事終わらせて次は何塗ろうかな」なんて考え出したら、もう勝ちです。

 

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