Re:11colors

毎週水曜日更新(2024年6月現在)。模型、日常。面白いことあれば他の日も

今年の夏休みの話

 

仕事終わりに水や食べ物などを一通り買い「よし引きこもるぞ」と夏休みの準備をした。今年はいつも見ているRTA in JAPANが長期間の開催というのもあり、そうせざるを得ないという気持ちでいっぱいだった。

 

夏休みの数日前にやることを書き留めてそれを、何を必死になるのかわからないくらいに黙々とこなすのが好きだ。今年は日曜日のコミックマーケットと、火曜日にダンジョン飯のコラボレストラン。主な外出はそれくらいのはずだった。なのに、気づけば日・月と二日連続コミックマーケットへ足を運び、ダンジョン飯カフェで一緒に飯を食べた友人からは「スラムダンクの映画が面白い」と勧められ、二日後に見にいくこととなった。

 

思った夏休みとは全然違う!なにせ、ハードな外出を繰り返したので引きこもるも何もパワーが出ない。たくさん作る予定だったミニチュアは形にならず、未塗装のオークたちは箱の中。身体が疲れていると、これくらいの些細なことが全然進まない。

 

 

これといって何かを作る気力がない。ただ、今年はiPadを買ったのだ。これが本当によくて、電子書籍を読むのがとにかく楽。しっかりしたスタンドを買っていたので好みの角度で固定すると、これほどに読みやすい読書体験はあったか?というくらいに本を読み進められた。読んだのはThink Fast Talk Smartという、会話に関する本。

 

実は俺は、精神を病んでから、良かった頃よりも喋る力が確実に落ちている。

気持ちの面はだいぶ回復したが、立て板に水というようなスラスラと言葉が出るという状況にはまだまだ。周囲の人間は、そんなことは知らないし、わからない。ただ、自分だけが話している途中に頭の中がグシャグシャってなるときがあることを知っている。

 

なので、定期的にこういう本を読むのだけど、良い本だと思った。感情のコントロールに関しては不安と興奮は大して変わらないということ。身振り手振りを遅くすると、話すスピードが自然と遅くなることなどは特に印象的だ。それに、こういう本には大抵ワークショップが記載されているんだけどやってみると案外スムーズにできた。いよいよ復活の機運が見えてきた。

 

 

それとあとは日経文庫のキャリアデザイン入門[Ⅱ]。これはコミケで並んでいるときに読めば、否が応でも読み終わると思って買ったもので一気に読んだ。30代以上のキャリア構築についての話で、だいぶ堅苦しい本ではあるが、それでも読みやすい方だと思う。腹を決めてキャリアを積め!そしてそこからプロになるのだ……という本で、腹を決めるのはいささか耳が痛いものの、プロの定義などをしっかり整理していたり、本の読み方について言及していたりと、結構面白かったです。

 

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