Re:11colors

毎週水曜日更新(2024年6月現在)。模型、日常。面白いことあれば他の日も

1月に作ったという理由で集められた模型たち 2025

 

年始に暇つぶしにテレインを結構塗っていたのだけど、肝心の柱や壁などは今の所ゲームクラブに置いているので集められず断念。2月の中頃に取りに行ければと思ってる。コンテナをガシガシ塗ったのが結構面白くて、これはほとんどがメイクスポンジを使っての塗装。粒感のあるタッチが出るのが面白くて発光表現に使ってたのだけども、全体を塗るのにも楽だな……という感じ。

 

メイクスポンジで塗ることについて思うことがずっとあって「筆塗り」ってなんだろうということ。エアブラシと筆塗りという二つのカテゴライズがなされることがプラモデルでは多いのだけども、メイクスポンジはなんだろうね。

 

結局は、塗装の対象となるものにどういうタッチを与えたいのか?という話でもあると思っているので、どちらでも良いと言えば良い。個人的には、塗装のための道具の取り回しというわけ方だと、メイクスポンジは筆に近い。エアブラシは使ったことないけど洗うのがめんどくさそうだなぁ、という先入観がめっちゃある。キレイに塗れそうだと思うが、そのキレイってなんだろうな?という悩みにぶつかるので、一生悩んでいると思う。

 

ウォーハンマーのミニチュアに関していえば、私は顔はしっかり描くけどあとは雰囲気重視で塗っていくので筆でいいかな……と思う。自分でも随分そのように塗っているなぁと思っているのだけども、最近ふと気づいたことがあるので、コーダーギャングの写真とともにお送りしたい。

 

 

一発で発色しない色というのはプラモデルの塗料ではかなりたくさんある。白とか、黄色とか。それに、薄いオレンジなどの肌を表現するための色がそうだ。「複数回塗る」というのが基本的な対処法で、場合によっては下地を工夫するということもある。その下地を工夫するの応用みたいなものなんだけど、一発で発色しないなら別の二色を塗るのもありなんじゃないかと。

 

例えばギャングが巻いている包帯は白色なんだけど、白に近い水色を塗って、そのあとに同じように白に近いオレンジを塗った。どっちも一発で発色しないが、こうして組み合わせると補色対比が使えるし、同じ色を二回塗るという作業をしないで済むのがかなりありがたい。この辺はなんか、研究され尽くした色彩理論の中から簡単なものをコンボとして使ってる感じ。コンボが狙えるときはガシガシ狙っていく。

 

 

ネクロムンダで使う予定のコーダーギャングは、ゲームで使おうと思った編成よりも先に、余った人たちで作った編成の方が塗り終わってしまった。「こんなに当たらなそうなロングライフルもなかなかない」と言われたのが面白かった。黒、ダークグリーンとスプレーで色をつけて金色でドライブラシ、そこから塗料の隠蔽力を下げるグレージングメディウムを使って下地を透かしながら塗る。

 

スピードペイントのコツはこれだなぁと思いながらもなかなか言葉にできない部分があり難しい。透かしながら塗ると重ねた分だけ色数が増える、みたいな。海外の上手い人の動画を見ていると「あーそういうことね」となると思う。

 

 

あと今年はベースデコレートを楽しむ、というのを目標にしていきたいです。ウォーハンマーやり始めてからプラモが上手くなってる感があるので、二月は戦車を作りたい。

 

今週の物販